私たちはどうかしている｜漫画7話/2巻ネタバレ！富岡の共謀と女将の不貞

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説！》

光月庵の厨房ー。

七桜は椿から光月庵の”あん”作りを教わることになりました。

しかし、光月庵の和菓子職人・富岡から邪魔扱いされ、光月庵の厨房を自由に使うことが出来ません。

実は富岡は女将から、ふたりに厨房を使わせないよう指示を受けていました。富岡は女将に下心を持っていました。

椿と富岡は厨房をめぐり言い争います。

椿『店にとって名誉挽回する大切な注文なんです』

富岡『私が従うの大旦那さまだけだ』

七桜は、椿がこの店を思いのままにできるわけではないのだ、と知るのでした。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説！》

光月庵の厨房から追い出され椿は、大旦那に『権限を譲ってほしい』と頼み込みました。

しかし大旦那は『権限を譲るのは、この店を正式に継ぐ者だけだ』と話し首を縦に振りません。

さらに大旦那は七桜に向かってこう言いました。

『あんたは知ってて椿と一緒になろうとしてるのか？椿は光月庵を継げん。私の本当の孫じゃないからな』

大旦那はそう言い残して去っていきました。七桜は驚きます。

椿は仏間に手を合わせ、歴代当主の菓子道具を七桜に見せ、光月庵の歴史を話しました。

血縁を何より大事にしてきた歴史、それは金科玉条のごとく大事にされてきたと語ります。

椿は、自分が大旦那から「女将の不貞でできた子」と思われているのだと言い、最後にこう言い放ちました。

『くだらない。血の繋がりに何の意味があるんだ。大切なのは和菓子に対する情熱だ。意思だ。…約束したんだ、絶対だれにも渡さない』

七桜は椿の和菓子に対する熱い思いをみて、複雑な思いに駆られます。

15年前、椿は何を見たのだろうか、ほんとうに母親の姿を見たのだろうか、と。

七桜は、いったい何を信じればいいのか、と不安になるのでした。

ーその夜。

七桜は城島から声をかけられました。城島は、厨房を使えない七桜の代わりに、店で炊いた”あんこ”を持ってきてくれたのです。

一方、椿は富岡を呼び出しました。薄明かりのなか、富岡は着物姿の人影に近づきます。

富岡はその人影を抱きしめますが…その人影は女将ではなく椿でした。

椿は『下衆いですね、富岡さん。厨房を返してもらえますか』と薄笑いするのでした。

光月庵は120年前に弟子の裏切りで技術が盗まれ経営が傾いた歴史がありました。

それから光月庵は血縁をなにより大事にし、血縁者以外には店を譲らないのが守りごととなっていました。

金科玉条とは

『この上なく大切にして従うべききまり。金や玉のように立派な法律。』

という意味があります。