奇抜なファッションとヘアスタイルで一世を風靡した、直木賞作家の志茂田景樹さん。そのプライベートは謎に包まれているそうです。
そんな志茂田景樹さんの奥さまは”光子さん”といい、一説には「とても美人」と評判なんだとか。
どんな奥さまなのか気になりますね。
今日ここでは、志茂田景樹さんと奥さまにまつわる
- 妻の光子は8歳年下
- 嫁画像が超美人
- 夫の不倫で10年別居
- 夫婦の馴れ初め
- 現在の夫婦の関係
謎めいたプライベートを深掘りしていきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
Contents
志茂田景樹の妻・光子は8歳年下!嫁画像が美人?
直木賞作家・志茂田景樹さんの本名は、下田忠男(しもだ ただお)さんといいます。
そんな志茂田さんの妻の名前は光子( みつこ)さんです。
志茂田景樹の妻・光子のプロフィール
- 名前:下田光子(しもだ みつこ)
- 生年月日:1948年
- 出身地:栃木県
- 職業:作家・志茂田景樹事務所チーフマネージャー
こちらは、志茂田景樹さんと妻・光子さんの最新のツーショット画像。
ピンクのベレー帽がお似合い!とてもチャーミングな奥さまですね。
志茂田景樹さんより8歳年下という妻の光子さん。2025年1月現在の年齢は76歳です。
とても仲睦まじい様子の夫婦ですが、奥さまの人生は壮絶だったといいます。
いったい夫婦に何があったというのでしょう。
志茂田景樹さんと妻・光子さんの馴れ初めから現在までを詳しく見ていきましょう。
志茂田景樹と嫁・光子の馴れ初めは社内恋愛
下田光子さんは高校卒業後に勤めた保険会社で、のちに夫となる志茂田景樹さんと出会ったそうです。
当時の志茂田さんは、本名”下田忠男”で一般人として暮らしていました。
社内恋愛からはじまった2人の交際は、やがて同棲へ発展。あまりお金がなかった2人は4畳半の狭小アパートで暮らしていたとか。
そして1969年の春、志茂田さん29歳、光子さん21歳の時に結婚します。
その後、夫婦の間には
- 1972年:長男
- 1976年:次男
ふたりの男の子を授かったそうです。
お子さんにも恵まれて幸せいっぱいかと思いきや、妻の光子さんを待っていたのは「夫の不倫」という辛い現実でした。
志茂田景樹の不倫で10年以上も別居生活
志茂田景樹さんは保険調査員だった28歳の時、作家を目指すようになりました。
しかし、現実は厳しく、なかなか功績を挙げることができなかったとか。そんな志茂田さんを励ましていたのは妻の光子さんでした。
そして、1976年に執筆した『やっとこ探偵』で小説現代新人賞を受賞し、プロ作家としてデビューします。
作家デビュー4年目となる1980年、40歳で執筆した『黄色い牙』にて念願の直木賞を受賞したのですが…。
一躍流行作家となった志茂田さんの生活はガラリと変わり、編集者たちと銀座の高級クラブを飲み歩くようになったそうです。
さらに、直木賞の翌年となる1981年、志茂田さんは家族を残して家を出て行きました。
その理由は不倫。志茂田景樹さんは妻子を残し、愛人の元に走ったといいます。
【夫の不倫】嫁・光子の忍耐生活が始まる
夫である志茂田景樹さんの不倫からはじまった別居。幼い子供2人を抱えた妻・光子さんのワンオペ生活が始まったそうです。
直木賞受賞という歓喜の頂点から、奈落の底に叩き落された妻の光子さんは
引き裂かれるような心とからだの痛み。怒りと恨みのなかで暮らしていました。
と当時について語っていました。
光子さんの壮絶な苦しみが伝わりますね。
ただ、そんな環境にありながらも、2人の息子には父親の悪口を決して言わなかった妻。
男の子にとって父親は絶対の存在ですから、子供の前で悪口は決して言いませんでした。
女性のことも知られてはいけないと思い、『お父さんは外でお仕事している』と言い続けました。
父親不在の別居生活は、10年以上続いたそうです。
妻・光子が離婚しなかった理由
志茂田景樹さんの身勝手な不倫に悩み続けた妻の光子さん。普通なら離婚されてもおかしくないですよね。
しかし、光子さんは決して離婚しようとはしませんでした。
その理由は、夫である志茂田景樹さんへの愛。
妻の光子さんは、後に執筆した『わたしはぜったい別れない 見捨てられた妻の手記』の中で次のように語っていました。
見捨てられ家族は崩壊した。でも私は別れない、別れたくない。愛しているのだもの。
なんと奥さまは、愛人問題で離婚しようと思ったことは一度もなかったそうです。
一方、夫である志茂田景樹さんは
もし、女房が僕の悪口を言っていたら、逆に気が楽だったかもしれない。でも、こんな僕でも待ち続けて、子供たちをしっかり育て、家庭を守った。そのことに罪の意識はありました。
だから家を出たといっても、ほかの惑星に行っちゃうような飛び立ち方はできなかった。みえないクビキがあった。いつか(家族のもとに)戻るんだろうな、ということは常にありました。
と当時について告白しています。
志茂田景樹さんの不倫がきっかけで10年以上も続いた別居生活。今現在の夫婦の関係が気になりますね。
志茂田景樹と妻・光子の現在は?夫婦仲も詳しく
愛人と別れて、妻と2人の子供が暮らす自宅に戻った志茂田景樹さん。
奥さまの光子さんは「夫の愛人問題に悩むことはなくなった」とインタビューで話していました。
どうやら、不倫問題は解決したようですね。
夫婦関係・家族の再生をはじめた2人は、1999年頃から夫婦そろって『読み聞かせ』に参加。
こちらは、読み聞かせをしている志茂田夫妻の画像です。
志茂田さんが隊長を務める『よい子に読み聞かせ隊』では、妻の光子さんもパートナーとして全国各地を回り読み聞かせ活動を行っています。
こちらの写真は、読み聞かせ劇場のホームページより。
下田光子さんは、志茂田景樹さんの「カミサン」として紹介されていました。
そんな夫婦の関係について、妻の光子さんは2013年のインタビューで次のようにコメント。
100組あれば、100通りの家族の在り方があると思うんです。
今の主人との距離感は、私が何十年もかかってようやくたどり着いた最も心地よい間合いなんです。
夫婦の形はそれぞれですね。
嫁・光子は車いすの夫を献身介護
精力的に読み聞かせ活動を展開していた志茂田景樹さんと妻・光子さん。
ただ、2025年現在は、夫婦ふたりの読み聞かせは行っていないようです。
というのも、志茂田景樹さんは関節リウマチの悪化で『車いす生活』を送っており、身体を動かすと関節に激痛が走る状態。
外出するのも厳しいといい、妻の光子さんが献身的なサポートをしているそうです。
志茂田さんはメディアへのインタビューで
今日まで生きてこられたのは、本当に妻の支えが大きかったのだと実感しています。
と、奥さまにとても感謝していました。
そんな志茂田さんは、奥さまの負担を減らすため「いずれは施設に入所する予定」だといいます。
志茂田景樹の妻は光子【まとめ】
直木賞作家・志茂田景樹さんの妻について紹介しました。
妻である光子さんの励ましで「直木賞」を掴んだ志茂田さんでしたが、その直木賞がきっかけで生活は一変し、愛人の元に走ります。
夫の不倫から始まった別居生活。しかし、妻の光子さんは決して離婚はせず、10年以上も志茂田さんの帰りを待ちました。
夫婦関係の再生をはじめた2人は、そろって読み聞かせ活動に参加するなど、夫婦の時間を大切にしているようです。
おふたりの関係は円満に収まったみたいですね。
志茂田景樹さんの現在の車いす生活については、こちらの記事で詳しく紹介しています。