アシガール漫画17話/3巻ネタバレ！全巻無料で読む方法・公式アプリ活用法も解説

《ネタバレあらすじの内容！》

若君に、お前はふくか？と尋ねられた唯は

ヤバい、どうしよう…、と必死に頭を回転させます。

仮にここで白状すれば若君様なら許してくれるかもしれないけど

もう二度と戦の時に傍にはいられないだろうな、と唯は考え

『ふ…ふくとは何のことでござろうか？』と、しらを切りとおすことを決意。

一瞬考えた若君ですが、そうだな、気のせいか…

と掴んでいた唯のアゴから手を離します。

なんとかごまかせた、と唯は安堵。

しかし若君は、では姉妹はいるか？　それか血縁にふくという娘はおらぬか？

と、質問の手を緩めません。

唯は挙動不審になりながらも、いいえ！　いませんよ！

と、必死に否定。

それを聞いた若君は、そうか、他人の空似か…

と、残念がりますが、それでも唯の顔をじっと見つめて目をそらしません。

まずい、と思った唯は

そういえば、さっきの音はなんだったんですかねぇ？

と、話を変えようとしますが

あ、そういえばそのことも聞きたかった

お前なにか知っているんじゃないか

と、若君にツッコまれ、完全に墓穴を掘る結果に。

いいえ！と、再びごまかす唯ですが、若君はますます唯を怪しみます。

すると上の方から『若君ィ！！！』という叫び声が聞こえ

上を見ると、大層な鎧兜をつけた天野が顔を覗かせていました。

それを見た若君は、本当に援軍が来てたのか、と納得してくれたので

唯はようやくピンチを乗り越えたのでした。

援軍と合流した若君は、殿が援軍を派遣するように命じた

と、天野から聞かされます。

そして天野は、敵軍を単騎で突破するとは、さすがは若君です

と若君をべた褒めしますが、若君は謙虚に

いやこれは唯之助の手柄だ、と答えます。

おお、お前か！と、唯の存在に気付いた天野は

そうかお前が…、でかした！

よし、それじゃあお前を若君の御馬番に任命しよう

と、新たな役職をくれたのです。

馬番とは、若君の馬を引く係のこと。

それを聞いて唯は、シャッ、とガッツポーズをして

これで若君とずっと一緒にいられるんだ！

と、最高の気分になるのでした。

小平太たちの部隊と合流した若君は戦況を確認し

深追いは止め、国境の守りを固めるように指示。

一度体制を立て直すために、黒羽城に帰還します。

城へ帰ると、城下の民衆が大勢出迎えに待っていました。

若君が前を通ると民衆はみな、『若君様万歳！！』『忠清様あっぱれ！！』

と、若君への称賛を口にします。

馬番として若君の前を歩いている唯は

自分まで褒められているような気持になってご満悦。

しかし天野から、鐘ヶ江の娘が城で待っていることを聞き、驚愕。

さらに天野は、若君は領主なのだから子作りは務めじゃ！なんてことまで言うので

唯はもう気が気ではありません。

しかも若君が、わかったわかった、なんて返事をするものですから

唯の顔はもう真っ青。

なんとかもう一度鐘ヶ江の娘を退けなければならない

と、唯は決心しますが、唯は馬番のため城内には入れず

厩で馬の世話を命じられてしまいます。

そんなことは全く知らなかった唯は、城内に入れないと知り、絶望。

門をくぐっていく一行を、ただ黙って見ていることしかできませんでした。