私の幸せな結婚|漫画1話ネタバレ!美世と清霞の出会い・小説1巻序章

和風シンデレラストーリー『わたしの幸せな結婚』。

この記事では、漫画1話のネタバレをご紹介します。

この記事は、原作小説をもとにネタバレを書いています。

※連載漫画1話の公開前は、小説をもとに漫画のあらすじを予想しています。

※連載漫画1話の公開後は、実際の漫画をもとに更新しています。

現在何話まででてるかは、こちらの記事で確認してください。

私の幸せな結婚|原作小説は完結してる?漫画が何巻・何話まででてるか解説

目次

わたしの幸せな結婚|漫画1話ネタバレ・小説1巻序章

『わたしの幸せな結婚』原作小説第1巻序章では美世が清霞と初めて対面します。

物語は久堂家の書斎から始まります。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

『お初にお目にかかります、斎森美世と申します』

美世は深々と頭を下げました。頭を下げた先にいるのは、美世の縁談相手である久堂清霞です。

清霞は文机に向かい何やら作業をしていました。

清霞は、美世に挨拶をされても背を向けたまま無視します。一方、美世は頭を下げたまま上げようとしません。

清霞はしばらくすると手を止め、声をかけました。

『いつまでそうしているつもりだ』

そして清霞は、はぁ、とため息をつくのでした。

序章は、美世と清霞の出会いのシーンから始まります。

清霞は、類まれなる容姿をもつ長髪の美青年。帝都では軍の小隊を率いる少尉であり、冷酷無慈悲と名高い男性でした。

美世は、心のなかで怯えていました。

↓↓小説での描写↓↓

どんなに綺麗な外見でも、内に毒を含むものをはいくらでもいる。誰もが彼との縁談を三日と持たず諦めていったと聞いている。自分にはもう帰る場所がない。どんなに辛い目に合わされても、ここでやっていくしかないのだと。

↑↑↑↑

次では、そんな美世が久堂家に来た経緯が描かれていきます。

(序章はここで終了です。次から小説1章の内容に入ります)

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

美世が生まれ育ったのは斎森家。異能という超能力を持った家系の名家でした。

美世はこの斎森家で、父親の真一、父親の再婚相手である継母の香乃子、継母の娘で異母妹にあたる香耶、と暮らしていました。

美世は長女でありながら、斎森家で酷い暮らしを強いられていました。

母親は既に他界しており、継母や異母妹のイジメは日常茶飯事。下僕(使用人)のようにこき使われ、食事を抜かざるをえないことも珍しくありません。

父親も我関せずといった様子で美世を守ろうとはしませんでした。

そんなある日、屋敷の庭で掃き掃除をしていると、辰石家の次男である幸次が訪ねてきました。

幸次は美世が唯一心許せる男性。一方の幸次も、日頃から美世を気にかけてくれていました。

その幸次が斎森家の屋敷に入ってまもなく、美世も屋敷から呼ばれます。そして大きな和室の広間で、美世は、父親の真一から次のように告げられました。

斎森家の跡取りは幸次に婿養子に入ってもらう。幸次の嫁は異母妹の香耶が務める。美世は久堂家の当主のもとに今すぐ嫁ぐように、と。

美世は、冷酷無慈悲と悪評高い久堂清霞のもとへ嫁げと言われ、絶望します。

美世が和室の広間を出ていくと、幸次が追いかけて来てくれました。幸次は『申し訳ない』と美世に謝ります。

そして幸次は『僕は君を助けたかった。僕はきみをー』と何かを言いかけますが、香耶に呼びかけられ、口をつぐんでしまいます。

美世は幸次に深々と頭を下げました。

そして、嫁ぎ先へ出向く準備を終え、誰にも見送られぬまま、たったひとりで斎森の屋敷を出ていくのでした。

ーそして場面は、冒頭の久堂家の書斎に戻ります。

『いつまでそうしているつもりだ』

とため息をついた久堂清霞は、美世を見るなりこう言いました。

『ここでは私が言うことに絶対に従え。出て行けと言ったら出ていけ。死ねと言ったら死ね。反論は聞かん』

美世は『かしこまりました』と答え、退室するのでした。

実の父親からも愛されず、継母や異母妹に虐げられてきた美世。

美世は、この縁談の真意を次のように理解しました。

久堂清霞は冷酷無慈悲で名高く、これまで何人もの令嬢との縁談が破談になったのは有名な話。当然、父もその噂は承知のはず。

父はそんな男のもとへ嫁げという。一度家を出たからには、二度と斎森家の敷居はまたがせぬつもりだろう。

女学校にさえ通わせず教養のない自分に、久堂家の当主の嫁が務まるはずもないと知りながら。

(斎森家を出れば楽になれるかと思っていたのに…これでは…。という美世の絶望が、底なし沼のように深まっていきます。)

美世が清霞と対面し『自分の言うことに従え。死ねと言ったら死ね。』と言われたとき、動じることは一切ありませんでした。

どうということもない、今までと変わらない。

(なんだ、そんなことか。とすんなり受け止める美世のメンタリティがすごいです)

一方、久堂清霞のほうは、美世の反応に違和感を覚えていました。

清霞の父親が勝手に持ち込んでくる令嬢との縁談に辟易していたので、美世を見るなり『自分の言うことに従え。死ねと言ったら死ね。』とまぁ、酷い物言いです。

しかしその後の美世の反応は、完全に清霞の予想と反していました。

美世『かしこまりました』

清霞『は?』

美世『ほかに…何か?』

清霞『・・・』

美世『あの、では、失礼いたします』

これまでの令嬢と何か様子が違う、と清霞はこのときから既に感じていたのかもしれませんね。

続きのネタバレあらすじはこちら

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