私の幸せな結婚|漫画4話ネタバレ!美世のうれし涙・小説1巻1章

和風シンデレラストーリー『わたしの幸せな結婚』。

この記事では、漫画4話のネタバレをご紹介します。

この記事は、原作小説をもとにネタバレを書いています。

※連載漫画4話の公開前は、小説をもとに漫画のあらすじを予想しています。

※連載漫画4話の公開後は、実際の漫画をもとに更新しています。

現在何話まででてるかは、こちらの記事で確認してください。

私の幸せな結婚|原作小説は完結してる?漫画が何巻・何話まででてるか解説

目次

わたしの幸せな結婚|小説1巻ネタバレ感想(漫画4話)

『わたしの幸せな結婚』原作小説第1巻1章では美世が朝食の席で涙を流します。

▶直前話のネタバレ感想はこちら

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

九堂家に来て2度目の夜が訪れました。この夜も美世は悪夢にうなされます。

ーいいぞ、香耶。お前には見鬼の才がある。

異能を発現させた異母妹の香耶を父親の真一が褒めたたえ、屋敷内には香耶を敬う空気が漂います。

幼い美世の心は傷ついていました。

香耶とちがい、美世のほうは異能が発現せず。屋敷内からは、才能ないんだねぇ、という噂が聞こえてきます。

悪夢から目覚めた美世の頬は、涙で濡れていました。美世は、心のなかでこう呟きました。

自分はいらない子なのだ。自分が平凡でどれだけ使えない人間かなんて、よく分かっている。

美世は、暗い気持ちで布団から起き上がり、朝食の準備に向かうのでした。

異能持ちの家系では、異能の発現の有無で、屋敷での扱いが顕著にわかれます。

美世は不幸なことに、異能をもつことがありませんでした。

異能者である両親のもとに生まれながら才能がないと言われ、屋敷での扱いもぞんざいになっていき、美世は絶望していました。

常に自分は無能で役たたずだと感じてきた美世。

幼い頃の記憶が、このときも美世を虚しい気持ちにさせるのでした。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

美世が土間に行くと、すでにゆり江が出勤していました。

美世はゆり江に手伝ってもらいながら朝食の準備をはじめます。

今朝の献立は、焼いた厚揚げとだし巻き玉子に、きんぴらごぼう、葉野菜のごま和え。あとは白米と味噌汁。どれも斎森家で美世が作っていた料理です。

美世は前日と同じように膳に料理を盛り居間へ運びました。

清霞の前に配膳すると、清霞は美世に『お前も食べるんだぞ』と念押し。美世は席につくと、しどろもどろになりながら箸をとりました。

そうして、清霞と美世は、ほぼ同時に料理を口にします。

美世は身を強張らせました。

料理を口にした清霞に何を言われるだろうか。味は普通、だが清霞には不味く感じられてしまうかも。

そこへ清霞がふと呟きます。

『…美味い。ゆり江と味付けは違うようだが悪くない』

なんということはない、普通の口調。

彼が本心で言っていることを感じた美世。美世の目から涙がこぼれました。

ーこうして誰かに認めてもらえたのは何年ぶりだろうか。

泣き始める美世を見て、清霞はぎょっとします。

清霞『…なぜここで泣くんだ』

美世『も…申し訳ありません』

清霞『…だから謝るな』

嬉しくて涙が出たのだと話す美世。しかし、清霞は、美世が泣いた理由の本質がそこにはないような気がして仕方がありませんでした。

もしや、彼女は普通の名家の令嬢として育っていないのだろうか。

美世の生い立ちが気になり始めた清霞は、美世の身辺を調査しようと決め、ゆり江にも美世の普段の様子をさぐるよう指示を出しました。

ゆり江は嬉しそうに、美世に興味を持ち始めた清霞をイジりますが、清霞は、そういう意味じゃない、と突っぱねるのでした。

気位の高い令嬢ばかり相手にしてきた清霞。

美世に突然泣き出され、ここでも調子が狂ってしまいます。

彼女の口癖ともいうべき謝罪が始まり、泣きながら謝られると、余計にどうしていいか分からない。どうにも焦ってしまう。ゆり江と比べた物言いが彼女を傷つけたのだろうか。

そんなふうに口下手な自分を少し恨めしく思ってしまう清霞がなんとも可愛いです。

美世が泣く理由の本質が別のところにある、と察しているところもカッコいいですね。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

ー場面は変わり、ここは斎森家の屋敷。

美世の父親である斎森真一と、幸次の父親で辰石家の当主・辰石実が、対面していました。

『美世はうちの長男にと頼んだはずだ』

そう辰石実が詰め寄ります。

美世の母親は薄刃家の異能者。薄刃家の血をひく美世を、辰石実は喉から手が出るほど欲っしていました。

一方の、斎森真一は美世のことにはまるで関心がありません。

『あれは薄刃の異能を継がなかった』

辰石実は憤慨します。しかし美世の子供が異能を発現させるやもしれん。

美世が九堂家を追い出されたら、今度こそ辰石家によこすように、と約束を取り付けるのでした。

辰石実は、どうしても美世が欲しいようです。

その理由は薄刃家の血をひいているから。

薄刃家の異能は、異能者のなかでも特殊なものでした。

薄刃家の異能はどのようなものなのか?その真相は小説2巻で明かされます。

続きのネタバレあらすじはこちら

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