和風シンデレラストーリー『わたしの幸せな結婚』。
この記事では、漫画6話のネタバレをご紹介します。
この記事は、原作小説をもとにネタバレを書いています。
※連載漫画6話の公開前は、小説をもとに漫画のあらすじを予想しています。
※連載漫画6話の公開後は、実際の漫画をもとに更新しています。
現在何話まででてるかは、こちらの記事で確認してください。
わたしの幸せな結婚|小説1巻ネタバレ感想(漫画6話)
『わたしの幸せな結婚』原作小説第1巻2章では、清霞が美世を呉服店に連れていきます。
7話デート pic.twitter.com/LRqEDv1NAP
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《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
自動車を職場に置いた後、清霞と美世は街へ出かけました。
清霞は美世に、どこか行きたいところや買いたいものはないか、と聞いてきます。しかし美世は付き添うだけのつもりだったため戸惑うばかり。
難しい顔をしている美世をみて、清霞はふっと穏やかに笑うのでした。
そうして街を歩いていると、様々なものが美世の目に飛び込んできました。
華やかな格好をした人々、そばを走る路面電車、物珍しい店や施設。どれもが美世には新鮮で、美世はつい見入ってしまいます。
そんな美世を、清霞は穏やかに見守ります。そして、ふいに声をかけました。
『楽しいか?』
美世は、はっと我に返り、恥ずかしさのあまり清霞に謝りました。
しかし清霞は『気にすることはない』と穏やかに笑います。
美世の頭に手を置き『はぐれるなよ』と話す清霞。清霞は、美世の歩調をあわせて、ゆっくりと歩いていました。
歩調を合わせてくれているー。
清霞の優しさに気づいた美世は、
この人に釣り合うものが自分にあったなら…ずっと一生ついていくのに。
と切ない気持ちになるのでした。
清霞に『楽しいか?』と聞かれ、美世は申し訳ない気持ちで一杯になりました。
美世のようなみすぼらしい女を連れて歩くだけでも悪目立ちしてしまうのに。お上りさんのような振る舞いが、清霞に恥をかかせたに違いない。
でも美世の予想に反して、清霞は楽しそう。
普段が無表情な美世なのですから、美世の色んな表情を見られて、清霞は嬉しかったのかもしれません。
それにしても、美世の頭に手をのせるとは、随分と仲良くなったものです。(にやり)
男の人は、自分が可愛いなと思う女性だったら、頭をなでると聞きますが
(清霞も、無意識のうちに美世を可愛く思って、なでたんでしょうか?笑)
これは完全に『好き』の匂わせサインかも?
《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
清霞と美世は呉服店『すずしま屋』を訪れました。店内に美世を待たせ、清霞は奥の和室に入っていきます。
奥の和室には、女性用の反物がずらりと並べられていました。『すずしま屋』の女主人の桂子は、ふふふと笑います。
清霞が女性を連れてきた上に、女性用の反物を選んでいるところを見て、何かを察しているようでした。
清霞は桜色の反物に目が止まります。淡いのに鮮やかで、きっと美世に似合うだろう、と思い巡ります。
清霞は桂子に、あの桜色の反物と、他にもいくつか仕立てるよう注文しました。
そして会話の途中で、桂子は予め清霞が頼んでいたという品を差し出しました。
こちらは今日のお持ち帰りで?と尋ねられ清霞は頷きます。木箱に入ったそれを清霞は受け取り、奥の和室を後にしました。
清霞が店内に戻ると、美世が同じ桜色の反物を見ていました。
美世は清霞が戻ってきたことに気づいていません。清霞は少し迷い、声をかけました。
『それが気になるのか?』
美世ははっと、清霞がいたことに気づきます。そして慌てて、母の形見に似ていたので懐かしかっただけなのだと、否定するのでした。
清霞は、何も欲しがらない彼女を見て、ここに来た目的を話さずにおいて正解だった、と感じるのでした。
清霞はゆり江から、美世が昼間に着物を繕っていると聞き、気になっていました。
粗末なボロボロの着物はさすがに見ていて胸が痛むし、美世に着物を買ってやろうと思ったのです。
清霞が買い物を終え店内に戻ったとき、清霞は少しの間、美世に声をかけるのをためらいました。
清霞は美世の、どこか寂しそうな、決して手に入らないものを眺めているような、そんな表情を見て、気になったのです。
美世との会話の中で、母親の形見の行方が気になりつつも、あの桜色の反物がとりあえず嫌いということではなさそうだと知り、清霞はほっと胸をなでおろすのでした。
小説では漫画には描かれていない清霞の心の動きも繊細に描かれていて、読みごたえがありました。