和風シンデレラストーリー『わたしの幸せな結婚』。
この記事では、漫画8話のネタバレをご紹介します。
この記事は、原作小説をもとにネタバレを書いています。
※連載漫画8話の公開前は、小説をもとに漫画のあらすじを予想しています。
※連載漫画8話の公開後は、実際の漫画をもとに更新しています。
現在何話まででてるかは、こちらの記事で確認してください。
わたしの幸せな結婚|小説1巻ネタバレ感想(漫画8話)
『わたしの幸せな結婚』原作小説第1巻3章では美世が清霞に贈り物をしようと思い立ちます。
一度描いてみたく… pic.twitter.com/H28hF85OzN
— 高坂りと⛅3巻10/12発売 (@kosakasaka) February 5, 2020
《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
清霞との初デートを終えてー。
美世は清霞へ贈り物をしようと思い立ちました。
高価な櫛にくわえ、あのあと手入れのための椿油まで貰ってしまい、美世は感謝の気持ちを形にしたいと考えたのです。
ゆり江に相談し、清霞の髪紐を手作りしようと決めた美世は、清霞に『買いたいものができた』と外出の許可を求めます。
清霞は『自分が一緒ではいけないのか』と聞き返しますが、美世は気恥ずかしさから断ります。
すると清霞は美世の外出当日に、美世に『肌身離さず持っていろ』とお守りを渡しました。
清霞が心配してくれることが嬉しくて、美世はつい頬が緩んでしまうのでした。
美世が夕食時に清霞に外出の許可を求めたシーンが可愛いです!
美世は『ゆり江と一緒だから大丈夫』と言うものの、やっぱり清霞は心配な様子。
『ひとりで行くのか?』
『危なくないか?』
『私が一緒ではいけないのか?』
なんとも過保護な清霞…(かわいい)
清霞への贈り物を手作りする計画ですし、清霞と一緒には行けないですよね。
『だ、大丈夫です』
と必死に断る美世も…(かわいい)
『そうか』と諦めた清霞。
小説では、残念そうに息を吐く清霞を見て、残念そうに見えるのは気のせいに違いない。と思いを馳せる美世がいました。
(美世!それは気のせいじゃないよ!と言ってあげたい。)
《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
場面は変わり斎森家ー。幸次は憂鬱な日々を過ごしていました。
美世は長女で幸次は次男。将来一緒になれる可能性もあったはずなのに。
幸次は、内心ではそんな苛立ちを抱えていました。
しかし結局はお人好しの好青年を演じ、香耶のわがままに寄り添います。
香耶から一緒に外出してほしいと頼まれ、幸次と香耶は、街へ出かけることになりました。
そして、ちょうどその頃、美世もゆり江と街へ外出していました。
清霞の喜ぶ顔を思い浮かべながら髪紐の糸を選んでいる時間は、美世にとってかけがえのない時間。
美世は幸せな気持ちを噛み締めながら、じっくりと糸を選び買い物を終えます。
そうして、路上で立っていた美世のところに、香耶と幸次が遭遇します。
『あら、おえねさま』と香耶に呼びかけられ、美世はぞくりと身を震わせるのでした。
猫なで声で擦り寄ってくる香耶を見つめる幸次。
そんな幸次の心の描写が、小説ではとても繊細に描かれていました。
美世の唯一の幼馴染であり、心を許せる人だった幸次。
幸次もまた美世のことが好きで、将来一緒になりたいと考えていました。
しかし、あろうことか美世を虐げていた香耶との婚約が決まり
さらに父親の辰石実は自分ではなく兄(長男)の嫁に美世を貰おうと画策していました。
誰も彼もが、美世をモノのように扱っている。(怒りを抱える幸次)
しかし、もしあのとき幸次が香耶との婚約を断っていたなら…
香耶や香乃子(継母)の怒りの矛先は美世に向いてしまう。
自分が婚約を断ったことで美世の身に何かありでもしたらー。
そんな気持ちを抱えながら、幸次は香耶との婚約を承諾したのです。
『美世を守りたい』という気持ちを変わらず持ち続けている幸次。
幸次なりの精一杯の決断だったのだと感じさせる一コマでした。
漫画では、ここまでの心理描写は無かったですが、小説は実に読み応えがありました。
今後の幸次の活躍に期待したいですね!