和風シンデレラストーリー『わたしの幸せな結婚』。
この記事では、漫画9話のネタバレをご紹介します。
この記事は、原作小説をもとにネタバレを書いています。
※連載漫画9話の公開前は、小説をもとに漫画のあらすじを予想しています。
※連載漫画9話の公開後は、実際の漫画をもとに更新しています。
現在何話まででてるかは、こちらの記事で確認してください。
わたしの幸せな結婚|小説1巻ネタバレ感想(漫画9話)
『わたしの幸せな結婚』原作小説第1巻3章では美世が街で香耶と遭遇します。
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『#わたしの幸せな結婚』
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《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
美世は街中で香耶と遭遇してしまいました。
香耶から『どこぞで野垂れ死んでいるかと思っていたのに』と皮肉られ、昔の恐怖が蘇った美世は、押し黙ってしまいます。
そこへゆり江が戻ってきました。
ゆり江は、香耶に尋ねられると、美世のことを『久堂清霞さまの奥方になられる大切な方』と堂々と説明します。
香耶は、ゆり江の説明に一瞬怯みますが『巷の評判は当てにならない』と言い放ち、幸次と立ち去っていくのでした。
美世は自己嫌悪に陥ります。ゆり江も美世の異変を察知し、家までの帰り道は終始無言。
家に到着すると、ゆり江は『美世さま、お昼にしましょう』と声をかけました。
しかし美世はゆり江と目を合わすこともできず『いえ、わたしはいいです』と部屋に引き下がってしまうのでした。
香耶から『あら、やっぱりいつもの”だんまり”?』と皮肉られ…
美世は恐怖と自己嫌悪で固まってしまいました。
小説では、そんな美世の心の動きがとても繊細に描かれていました。
本当は何か言い返したいのに。
謝るなと清霞に言われ、最近は少しずつ変われたと思っていたのに。
結局、何も変われていない自分にいちばん美世自身が絶望していました。
ゆり江にどう思われただろうか。
ゆり江に失望されたらどうしよう。
ゆり江の話を聞いた清霞から「相応しくない」と突きつけられてしまったら。
もともとマイナス思考の美世だから、そんな恐怖に駆られるのも、仕方ないのかなと思います。(なんだか美世が可愛そう)
最後はゆり江に目を合わすことも出来ず、美世は自室に閉じこもってしまいました。
《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
その頃、清霞は密かに斎森家を訪れていました。
清霞は美世の父親の斎森真一と対面し、美世と正式に婚約する旨を伝えます。
そして、美世を下僕のように虐げてきた斎森家に対して、清霞はある条件を提示しました。それは
結納金を多く払う見返りに、斎森家がこれまで美世にしてきた仕打ちを、美世に対して謝罪することー。
押し黙った真一は『少し考えさせて欲しい』と言い、清霞も『長くは待てない』と話して立ち上がり、その場を後にしました。
ちょうどその頃、香耶と幸次は街の外出から斎森の屋敷に戻ってきたところでした。
斎森の屋敷の玄関に向かって歩いてきた清霞と、外出から戻った香耶がすれ違います。
香耶は一瞬にして、清霞の美貌に目を奪われるのでした。
斎森家に美世への謝罪を要求した清霞。
小説で綴られていた、このときの清霞の真意に胸打たれます。
本来ならば美世にも知らせずに縁を切らせたいところだ。しかしそれでは、これからの美世は救えても、これまでの美世の心が報われない。これから先、美世が斎森家での思い出に囚われてしまうことのないように。
清霞は、そんな思いで斎森家に条件を提示したのです。
(旦那さま、優しすぎます…。)
斎森家が金に困っていることを重々承知で、金をチラつかせる清霞はさすが。
若干『冷酷無慈悲』のなかに計算高さも滲ませますが、斎森家が美世にしてきた虐待に比べれば、むしろ溜飲が下がる思いです!