和風シンデレラストーリー『わたしの幸せな結婚』。
この記事では、漫画17話のネタバレをご紹介します。
この記事は、原作小説をもとにネタバレを書いています。
※連載漫画17話の公開前は、小説をもとに漫画のあらすじを予想しています。
※連載漫画17話の公開後は、実際の漫画をもとに更新しています。
現在何話まででてるかは、こちらの記事で確認してください。
わたしの幸せな結婚|小説1巻4章ネタバレ!漫画の最新話の続き(推察)
『わたしの幸せな結婚』漫画17話では、清霞が美世を助け出し、美世が久堂家で目を覚ますシーンが展開すると予想します!
原作小説第1巻4章では、美世が清霞に助け出されます。
7話デート pic.twitter.com/LRqEDv1NAP
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《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
ー美世の夢の中で。
斎森家の中庭にある桜の木の前で、澄美が手招きをしています。
美世は澄美のほうへ行こうとしますが、『美世』と自分の名を呼ぶ声が聞こえてきてー。
美世は『おかあさま、また会いましょう』と言って澄美に背を向けるのでした。
ー九堂家の自室で、美世は目を覚ましました。
美世が意識を取り戻した頃にはすべてが終わっていて、九堂家では清霞が自ら美世の世話をしてくれました。
美世は横になっている間に色んな話を耳にします。
まず、斎森家の屋敷は全焼。斎森の両親は地方の別宅へ、香耶は他家へ奉公に出されることが決まり、斎森家は実質的な没落となった。
また、辰石家では、長男の辰石一志(幸次の兄)が新当主に交代。今後は清霞の監督下で行動制限を受けることが決まり、実質的に九堂家の傘下に入った。
そうして日々は過ぎていき体調が回復した美世は、ある日、清霞とともに火事で焼け落ちた斎森家の屋敷を訪れるのでした。
美世が九堂家で目を覚ました瞬間の様子は、小説ではあまり描かれていないんですよね。
美世が目を覚ましたシーンはもっと詳しく描いて欲しかったです…!
とはいえ、美世が九堂家で安静にしている間の様子は描かれています。
清霞が自ら美世の世話をやくため、美世はなんとも恐れ多くて落ち着かない…。
(くすっと笑える微笑ましいシーンです)
《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
体調が回復した美世は、清霞と火事で焼け落ちた斎森家の屋敷を訪れました。
美世にはどうしても気になるものがありました。それは中庭に植えられていた桜の木。
夢の中で手招きをする澄美は、きまって桜の木の下にいました。
清霞とともに中庭にいくと桜の木はすっかり焼け焦げていました。美世は桜の木に手を伸ばします。
すると、美世の頭に鋭い痛みが走りました。
美世は一瞬困惑しますが、…きっとまだ体調が本調子ではいのだろう、と考え清霞と中庭を立ち去りました。
斎森家の屋敷に行きたいと言い出したのは美世でした。
清霞は、本当は二度と美世を斎森の屋敷には連れてきたくありませんでした。
斎森家での日々は美世にとって辛い思い出ですし、出来れば二度と行かせたくないと思うのも当然。
しかし清霞は、母の形見(母の嫁入りのときに植えられた桜の木)を見に行きたいという美世の願いを無下にはできなかったんですね。
最後は渋々と承知して、美世と屋敷を訪れるのでした。
この桜の木にどんな意味があったのか。
桜の木に関する個人的な推察はこちらの記事『美世の異能ネタバレ!夢見の能力と見鬼の才の真相』で詳しく書いています。
《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
斎森家の屋敷跡を出て道へ出ると、そこに幸次が待っていました。
幸次は美世に『少し話せないかな』と言ってきます。美世が清霞を見上げると、清霞は大きく息を吐き、うなずきました。
許可が降りたので、美世と幸次は、近くの木陰まで歩いていき腰を降ろします。
幸次が話したのは今後のこと。幸次は、旧都へ行き異能の修行をやり直すことに決めたと話します。そして、最後に美世にこう尋ねました。
あの日、自分が美世に言いかけた言葉を覚えているだろうか?と。
その言葉とは、むかし美世が九堂家との縁談を言い渡された日に、幸次が美世に言いかけた言葉でした。
美世は当時のことをよく覚えていました。しかし『いえ、何だったか…忘れてしまいました。大切なことでしたか?』と答えます。
すると幸次は、どこか気が晴れたような様子で『いや、いいんだ。ちっとも大切なことじゃないから。そっか、そっか。』と話します。
晴れやかな面持ちで戻ってきた美世と幸次を見て、清霞も穏やかに笑います。
幸次と別れの挨拶を交わし、帰っていく美世と清霞の姿を、幸次はいつまでも見送っているのでした。
幸次の美世に対する思いは、これで幕引きとなりました。
(幸次が美世に言いかけた言葉は漫画1話で描かれています)
幸次は『君のことは九堂さんが守ってくれると思うけど、僕も守りたいものを守れるように強くなりたい』と話していました。
美世の伴侶は自分ではないと、ちゃんと分かったうえで前に進もうとしています。
幸次の香耶との縁談は、あくまでそのまま。
幸次が斎森家の次期当主であることには変わりありません。
しかし没落した斎森家が復興できるかどうかは幸次の今後次第、というふうに描かれていました。
美世も、前を向いていこうとする幸次が欲しい言葉はなんだろうかと考えて、敢えてあの日のことを『忘れました』と答えます。
(その気遣いが美しいです…)
幸次の、これから先の成長が楽しみですね。
幼馴染だったふたりがケジメをつけて前に進んでいくためには、こうして話す機会も必要だったと思うし、清霞もそれを分かっていたのかなと思うと…。
色んな立場で交わされる気遣いが美しすぎて、じんわり感動するシーンでした。
《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
美世と清霞は正式な婚約の手続のため街へ出てきました。
手続きは書面に名前を書くだけの簡単なものですぐに終わりましたが、ここで美世は今回の縁談が清霞の父によって持ち込まれたものだと知ります。
九堂家の先代当主(清霞の父)は、年頃の令嬢の話を聞きつけると、いつもツテを使って清霞との縁談話をとりつけてきたのでした。
美世に不安がよぎります。清霞の父が聞きつけた斎森家の年頃の令嬢とは、もしや自分ではなく香耶のことだったのではないか、と。
清霞の両親が、香耶ではなく自分を見たら、怒り出すのではないか。
そんな不安に駆られますが、清霞は『そうなったら先代を問答無用で消し灰にしてやる』と鼻で笑い飛ばすのでした。
香耶にコンプレックスを抱いてきた美世にとっては、とても気になる内容です。
いくら清霞が『心配ない』と言ってくれても、やはり不安ですよね。
美世はまだまだ自分に自信がないのです。
(がんばれ美世!)
《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
婚約の手続きを済ませ街をぶらぶらしていたとき、ふと清霞が呟きます。
『私は余計なことをしたな』
多めの結納金の見返りに斎森家に美世への謝罪を要求した結果、あのような大事になってしまったことを、清霞は気にしているようでした。
美世は『余計ではありません』と感謝を伝えます。
すると清霞は立ち止まります。
美世に正面から向かい合い、真剣な表情で美世の両手を包み込むように握って言いました。
『こんな面倒な男と、結婚して、もらえるだろうか』と。
美世は笑顔で『面倒なんて思いません。よろしくお願いします』と答えるのでした。
清霞のプロポーズのシーンはかなり胸熱です!
清霞は、美世に向き合い、心の内を語りました。
↓ここで小説のネタバレをチラ見せ。
これから先、苦労をかける。自分は軍人で身の危険も多く、さらに性格も…自分で言うのもどうかと思うが、つまらんだろう。でも私はお前と一緒になりたい。
(清霞が男前すぎますね!)
連載漫画で、どのように描かれるのか楽しみです!
小説もとっても面白いので、ぜひ小説も読んでみてくださいね。
ついに小説1巻が完結しました!現在は小説2巻以降も配信されています。