私の幸せな結婚|漫画19話ネタバレ!美世の悪夢と淑女教育・小説2巻

和風シンデレラストーリー『わたしの幸せな結婚』。

この記事では、漫画19話のネタバレをご紹介します。

この記事は、原作小説をもとにネタバレを書いています。

※連載漫画19話の公開前は、小説をもとに漫画のあらすじを予想しています。

※連載漫画19話の公開後は、実際の漫画をもとに更新しています。

現在何話まででてるかは、こちらの記事で確認してください。

私の幸せな結婚|原作小説は完結してる?漫画が何巻・何話まででてるか解説

目次

わたしの幸せな結婚|漫画19話ネタバレ

直前話のネタバレあらすじはこちら

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

居間に通された葉月は、美世と話をはじめました。

葉月は女学校を卒業しており、幼い頃から習い事もたくさんしてきました。

美世が望む淑女教育についても

『基本くらいなら教えてあげられるわ』

と意気揚々。

しかし葉月は、ふと眉を下げました。

実は葉月は一度結婚に失敗しており、さらに美世にとっては小姑の立場。

そのため「美世ちゃんは嫌ではないかしら?」と気にしている様子です。

美世は葉月の離婚の経緯を知らず、少し戸惑います。

しかし、美世が「そのようなことは気にしません」と話すと

葉月はぱぁっと破顔して嬉しそうに美世に抱きついてきました。

葉月『良かった!なんていい子なのかしら!清霞、この子、持ち帰ってもいい?』

清霞『だめだ』

葉月『けちねぇ』

葉月は清霞をからかいます。

「美世ちゃんが居なくなると、あなたが寂しくなるものね。」

と姉は弟をイジりはじめ、弟はぐっと詰まります。

そんな姉弟のやり取りは微笑ましいものでしたが

美世の胸の奥に、ふと寒い風が吹きました。

(なぜかしら。)

清霞はいつもと変わらず、葉月も優しい。それなのに。

(なんだか寂しいような気持ちになる。)

すると清霞は美世の様子に気づき、大丈夫か?と声をかけます。

しかし、美世は慌てて何でもないように取り繕うのでした。

そして、葉月から目標があったほうがいいと提案され

美世は2ヶ月後のパーティーに参加することが決まります。

頑張ろうと意気込む美世。

しかし清霞はこのときも、美世の体調をしきりに心配するのでした。

ーーーその夜。

清霞はある気配を感じて目を覚ましました。

かすかに漂う異能の気配。

(今夜もか…)

清霞はそろりと布団を抜け出し、足音を立てないように気をつけながら、美世の部屋の前まで行きました。

(美世が初めて来たときから、その兆候はあった。)

そう清霞は思い巡らします。

襖の奥からは、美世の苦悶する声が聞こえてきました。

清霞は、そろりと襖を開けて中に入り、美世の傍らに腰を下ろします。

『ぃや…やめ…て』

額に汗をにじませて、寝床で弱々しく呻く美世の姿。

(これは美世自身の力なのか、それとも薄刃家の仕業なのか。)

今の清霞では判断が出来ません。

(今はこれくらいしかしてやれることがない)

清霞は、片方の手で美世の手を握ります。

『大丈夫だ。…もう、大丈夫だ。』

清霞は、安らかな寝息が聞こえてくるまで、ずっと美世の手を握っているのでした。

清霞は、毎晩のように美世が悪夢にうなされていることを知っていました。

清霞が美世の体調を気遣うのも、それを知っていたからです。

しかし、美世は、清霞に余計な心配をかけたくありません。

そのため美世は清霞に、悪夢のことを黙っていて、相談することはありませんでした。

それが後々、美世と清霞のあいだに亀裂を生むことになります。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

ーーー明け方。美世はぼんやりと目を覚ましました。

このところ毎晩のように美世は悪夢にうなされていました。

最近は悪夢を見るのが怖くて眠るのをためらってしまうほど。

清霞の気遣いで回復していた体調も、最近はすっかり下り坂になっていました。

しかしー。

(旦那さまに心配はかけられない)

美世は、いつものように出勤する清霞を見送り、家事をこなします。

台所を片付けて、次は洗濯へ。

洗濯を済ませたあとは、午後から来る葉月のレッスンに向けて予習。

美世は「家庭のすゝめ」という教本を手にとるのでした。

教本の「良妻賢母とは」という文面には、妻として母としての務めとは・・・と書かれています。

理想の妻。清霞に相応しい妻。

(間違っていない、と思うのに)

美世は、本当に自分に出来るのだろうか、と不安な気持ちに駆られるのでした。

ーーー午後になり葉月がやってきました。

葉月は些細な所作も身のこなしもとても綺麗です。

葉月と自分の差を感じて、美世はひどく不安になります。

しかし葉月は、美世の身のこなしは今でも十分綺麗だ、と励まします。

そして葉月は、美世から実家にいた頃の様子を聞くと「健気すぎる!」と抱きつきました。

そんな葉月に美世は「あの…葉月さま…」と声をかけると

葉月はこう言いました。

そんなにかしこまらず気軽に「お義姉さん(おねえさん)」と呼んでほしい。

これから家族になるのだから。と。

しかし美世の脳裏に香耶の影がチラついてしまいます。

『おねえさま』

そう呼ばれるたびに身を硬くしていたあの頃。

どうしてもその言葉を言うのを躊躇ってしまいます。

美世は言いました。

「あ…あの、葉月さん、とお呼びしてもいいでしょうか。」

すると葉月は「いいわよ」とにっこり笑います。

がっかりした様子をみせない葉月の心遣いが、美世は嬉しかったのでした。

葉月は美世と家族になろうとしてくれています。

↓↓↓

私、もっとあなたと仲良くなりたいの。家族だもの。どんどん甘えて、頼ってくれていいのよ。

↑↑↑

葉月は、そんなふうに言ってくれます。

しかし、ずっと虐げられてきた美世にとって、家族というものが分かりません。

甘えるって…なに?という感じでしょうか。

この先、美世は無理を重ねていきます。

続きのネタバレあらすじはこちら

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