私たちはどうかしている｜漫画21話/5巻ネタバレ！城島の誘いとわらび餅

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説！》

椿と再び肌を重ねてしまった翌朝ー。

七桜は椿の腕のなかで目を覚ましました。椿も目を覚まします。

七桜に腕枕をしたまま天井を見上げ、椿は言いました。

『へんな感じだな。あんな出会い方だったし、あんたに惹かれるなんてありえないと思ってた。』

椿は視線を七桜に移し、そのまま七桜を抱きしめて、言いました。

『正直こんなの俺も初めてだし、どうしたらうまくやれるのかも分からない。でも…俺なりに大事にする』

七桜は切ない気持ちになりました。

（胸が痛い。嘘をついているのにー。）

その日ー。七桜は椿から光月庵の作業着を渡されました。そろそろお前も着たらいい、と言われて作業着の袖に手を通します。

すると女将がやってきて、来客があったからお茶を出すようにと、七桜に言ってきました。

七桜は客間にお茶を持っていきます。

礼儀作法はわきまえている。大丈夫。

そう思ったものの『お茶をお取替えいたしましょうか？』という七桜の言葉が、その場を凍りつかせました。

女将は廊下に七桜を連れ出し『あなた分からないの？「お茶をお取替えいたしましょうか？」って、そろそろおいとましてほしい、って意味なのよ』と言いました。

女将は、育ちが知れる、と七桜を嘲り、椿のためにもさっさと出ていけ、と言って客間に戻りました。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説！》

女将に客間から追い出された七桜は、縁側で外を見つめていました。

元気がない七桜をみて城島が声をかけてきます。そして七桜をお茶に誘いました。

カフェでー。

和スイーツを見て七桜の目は輝きます。城島が連れ出したのは、和風アフタヌーンティーのカフェでした。

和菓子の話題で盛り上がるふたり。城島は元気のない自分を気遣ってくれたのだ、と感じて七桜は嬉しそうです。

しかし、城島は七桜に言いました。

女将になるなんて、もったいない。女将の仕事は常連客への接待が中心で御菓子は作れない、と。

城島の鋭い洞察に、七桜の表情は曇ります。

七桜は慌てて話題を変え、城島の実家の和菓子屋について尋ねました。

城島は嬉しそうに、うちはわらび餅が名物で、全国一だ、と自慢してきます。

そんな話を聞いて七桜はわらび餅に興味津々。

七桜が食べてみたいと話すと、城島は、じゃあ食べに来ます？と誘ってきました。

城島『ちょうど実家から送られてきたところなんです。仕事終わったあとにでもオレの部屋に』

城島の部屋は、従業員用の離れのいちばん奥の角部屋。

七桜は、城島の部屋が、かつて自分と母親が住み込みで暮らしていた部屋だと気づきました。

（あの部屋に、もう一度行きたいと思ってた。）

城島『なに言ってんだオレ。部屋に…なんて失礼ですよね。すみません』

城島は慌てて誘いを撤回しようとしますがー。

七桜は『行っていいの？』と聞いてきたため、城島は笑いながら『じゃあ、待ってます』と答えるのでした。

その日の夜ー。

椿は七桜の姿が見えず、どこへ行ったのかと気になる様子。

一方、七桜は、従業員用の離れに入り、城島の部屋を訪れました。