東京オリンピックのチケットの転売は禁止されています。
東京オリンピックのチケットを他人に譲る場合は、
- 親戚・友人などに定額以下で譲渡し公式サイト経由で名義変更する
- リセールサービスを使って公式サイト経由で他人へ定額譲渡する
の2つの方法のみが認められています。
本記事では、②のリセールサービスについて
・リセールはいつから開始になるのか?
・リセールの手数料の金額はいくらになるのか?
についてまとめています。
※本記事は2020年3月2日現在の最新情報をまとめています。
Contents
東京オリンピック|チケットリセールいつから?
東京オリンピックのチケットリセールはいつから開始されるのでしょうか?
公式サイトによれば、東京オリンピックのチケットリセール開始は『2020年5月下旬』とされています。
具体的には、2020年春季チケット販売スケジュールが下の図のとおりに定められており、2020年春季チケット先行販売期間が終了する5月7日以降、およそ2〜3週間の期間をおいてリセールが始まります。
5月7日:2020年春季『先行販売』が終了
5月中旬:2020年春季『公式チケット販売サイト』より一般販売開始
5月中旬:2020年春季『東京2020チケットセンター窓口』より一般販売開始
5月下旬:2020年春季『リセールサービス』開始
なお、新型コロナウィルスの感染拡大をうけて、2020年2月25日、国際オリンピック委員会(IOC)が『開催中止』の可能性について言及しました。
開催の可否判断の期限は5月下旬としており、おそらくリセールサービスの開始前には、開催するか中止(又は延期)するかが決まると思われます。
東京オリンピック|チケットリセール手数料はいくら?
東京オリンピックのチケットのリセールには成約手数料がかかる予定とされています。
また、手数料はリセール出品者から徴収する予定とされています。
チケットのリセール手数料はいくらになるのでしょうか?
現在、手数料がいくらになるのか金額の明確なアナウンスはありませんが、参考となる情報をご用意しました。
直近のスポーツイベントのリセール手数料(参考情報)
参考となるのは、直近の2019年秋に開催されたラグビーワールドカップです。
ラグビーワールドカップ2019でも、チケットの転売が禁止されており、第三者へ販売する方法は公式サイトのリセールサービス利用のみとされていました。
《ラグビーワールドカップ2019のリセール手数料》
『チケット定価☓2%』
ラグビーワールドカップ2019のときのリセール手順としては、
- 公式チケットサイトへログインし
- 公式チケットサイト経由でチケットを出品し
- リセールが成立するとメールで通知され
- 紙チケットはチケットセンター送付後に手数料を差引かれ返金
- eチケットはサイト上で返金処理され手数料が差引かれ返金
という流れで転売が行われました。
国家的スポーツイベントの誘致という意味では、ラグビーワールドカップでのリセールは、非常に参考になる情報です。
大手チケット販売サイトのリセールサービスは10%程度
チケットぴあなどの大手チケット販売サイトのリセールサービス手数料も参考情報として載せておきます。
《大手チケット販売サイトのリセール手数料》
チケットぴあ:『チケット定価☓10%+270円』
ローソンチケット:『チケット定価☓10%+324円』
大手チケット販売サイトのリセールサービス手数料は『チケット定価☓10%+振込手数料等(数百円)』としているところが多いです。
リセール手数料は良識的な範囲内で2%〜10%程度となるのではないでしょうか?
正式な情報は、5月以降の公式チケットサイトの最新情報をご確認ください。