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望月大希の経歴や父親・兄弟は?出身中学や成績・評価まとめ

千葉・船橋高校出身の望月大希投手に注目が集まっていますね。

望月大希投手は、甲子園の出場歴はありませんが、4季連続で全国大会に出場し、大学野球日本代表候補にも選ばれています。

今回は、そんな望月大希投手の経歴、成績、評価や家族についてまとめました。

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望月大希(船橋)のプロフィール

望月大希(船橋)の身長・体重

望月大希

名前:望月大希(もちずき だいき)
生年月日:1998年2月1日
出身地:千葉県船橋市
身長:187センチ
体重:83キロ

望月選手は、千葉県船橋市の出身。

身長187cm、体重83kgで、野球選手としては長身でやや細身の体型ですが、まだまだ伸びしろが大きい選手と言われています。

望月大希(船橋)のポジション・速球や球種の評価

ポジション:投手(右投右打)
球種:スライダー、カーブ、チェンジアップ
速球:時速146キロメートル

望月大希選手は右投右打の投手。

角度あるストレートと変化球を武器とする右腕が特徴です。

長身を活かして上から下に投げ下ろす球は、急速差・落差ともに大きいことから、空振りやファールも奪えるタイプです。

望月大希(船橋)のスカウト評価

2018年秋の明治神宮野球大会を視察した時のコメントがこちら。

阪神・畑山チーフスカウト:「3人とも楽しみ」

3人とは、望月投手のほか、同じ創価大学で2019年ドラフト候補の杉山晃基投手、小孫龍二投手のことを指します。

2019年春のリーグ戦を視察した時のコメントはこちら。

ソフトバンク・福元淳史スカウト:「ストレートは球速以上のものを感じます。体ができてくれば、ウチの石川柊太のようになっていきそうです」

広島・尾形佳紀スカウト:「角度がありますし、腕が遅れて出てきて前で離せるので、打者は相当近くから投げられているように感じて打ちづらいでしょう」

ロッテ・永野吉成チーフスカウト:「角度のある球筋ですから、体ができてくれば面白い投手になりそうです」

望月選手は、やはり長身を活かした角度のある球筋、ストレートを評価されています。

細身の体型についても、今後への伸びしろがあると期待されていますね。

望月大希(船橋)の家族・兄弟

望月大希は母子家庭

望月大希選手は、母と兄と姉の3人家族です。

母親の望月美雪(もちずき・みゆき)さんが女手一つで家族を支えました。望月大希選手は、そんな母子家庭の生い立ちです。

望月大希選手は、3人の兄弟たちの末っ子だそう。

2008年に父親が脳内出血で半身不随となり、父親が他界したのは望月大希選手が小学4年生のときでした。大黒柱を失い生活は一変しました。

経済的に困窮し思い出の詰まったマイホームを売り払い家賃7万円のマンションに引っ越すことになりました。

母親の美雪さんは、家族と生活を支えるため昼夜問わずに働きづめでしたが、息子に野球を続けさせてあげたいと必死だったそう。

経済的に困窮し、家計を支えるため兄は大好きな野球を辞めアルバイトを始めざるを得ませんでした。

兄は弟には野球を続けてほしいと、自分がアルバイトで稼いだお金で弟のグローブを買ってあげていたそうです。

姉も高校卒業後は家族のために働いてくれていたそう。家族全員で弟の野球を支えました。

家族の気持ちは望月選手も強く感じていたそうです。

苦労する母親を近くで見てきた望月選手には「プロ野球選手になる」という並々ならぬ思いがあります。

プロ野球選手になって家族に恩返ししたいという思いが強い望月選手。

望月選手は2019年秋のドラフト前には

「お母さんは、兄弟の前で暗い顔だったり、悲しい顔は絶対に見せなかった。プロになってお母さんに恩返ししたい!」(引用:スポニチより)

と話していました。

2019年10月17日のドラフト会議では4位で指名されプロ野球入を果たしました。涙でにじむ家族にスタジオももらい泣き状態でした。

望月大希(船橋)の経歴と成績

望月大希選手の野球の経歴と成績を見ていきましょう。

望月大希(船橋)の小学校・中学時代

望月選手は、南流山小学校時代から軟式の野球を始めました。

小学4年生のとき父親をなくし生活が一変するという辛い幼少期を過ごしました。

しかし、野球が大好きだった父親との野球を諦めることなく、八木ヶ谷中学校時代には軟式野球部に所属しています。

進学した学校は次の通りです。

出身小学校:南流山小学校

出身中学校:八木ヶ谷中学校

出身高校:船橋高校

大学:創価大学

望月大希(船橋)の高校時代

望月選手は、高校は地元の船橋市立船橋高校に進みます。

高校2年生夏の県大会では、4回戦の鎌ケ谷高校戦に先発して8回を投げ無失点でしたが、5回戦の専大松戸高校戦は登板することなく敗れます。

高校2年生秋は県大会2回戦の我孫子東高校戦では9回を完封(12奪三振)し、準決勝まで進みますが、木更津総合高校戦では先発として7回を2失点に抑えるも完封で敗れます。

高校3年生夏は、県大会初戦の一宮商業高校戦で、リリーフとして投げますが試合は敗れます。

望月選手は、高校時代に甲子園への出場はありませんでした。

望月大希(船橋)の大学時代

望月選手は高校卒業後は創価大学に進学します。

大学1年春からベンチ入りし、リリーフを中心に投げます。

しかし大学2年生からは苦難の連続でした。

大学2年生夏にIgA腎症という難病にかかり、望月選手は入院や手術を繰り返したのです。

 IgA腎症とは?

ー検尿で血尿や蛋白尿を認め、腎臓の糸球体に免疫グロブリンのIgAという蛋白が沈着する病気。(引用:難病情報センターHPより)

当時は体調不良の理由が分からず、原因を特定するのに時間をがかかったため、「体は動くのに練習できなくてもやもやした」時期もあったそうです。

しかし、扁桃腺に原因があると分かり手術したことで、症状は改善し、無事に復帰を果たしました。

大学2年生秋の明治神宮野球大会では、2回戦の星槎道都大学戦でリリーフし、2回を無失点に抑えますが、試合は敗れました。

その後、右肘の靭帯を損傷するという怪我にも見舞われました、次期の春の試合に出遅れましたが、見事に復帰。

大学3年生春は6試合に登板し、リーグ1位となる防御率1.27の成績でリーグ優勝に貢献しました。

全日本大学野球選手権大会に出場しますが、1回戦で、2回を投げ1失点し、試合も敗れました。

3年生秋は、リーグ2位でしたが、関東地区代表決定戦に出場し、3試合にリリーフ登板し、防御率2.45と抑え優勝、明治神宮野球大会に出場しました。

4年生春は先発を中心に6試合を投げ、創価大学もリーグ優勝しました。

4季連続の全国大会となる全日本大学野球選手権では、1回戦の大阪工業大学戦でリリーフとして2回を投げ、無安打無失点に抑えます。2回戦の東北福祉大学戦では先発し、8回を2安打1失点(4奪三振)に抑えますが、0対1で敗れました。

全日本大学野球選手権終了後には、代表入りはなりませんでしたが、大学野球日本代表候補に選出されています。

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大学時代の成績まとめ

大学時代の成績をまとめると次のとおりです。

全国大会通算(全日本:18年~19年、神宮:17年~18年):5試合、15投球回、0勝1敗、防御率1.20、奪三振率6.00 、四死球率4.20

リーグ戦成績(16年春~19年春):30試合、7勝4敗、107 1/3投球回、防御率1.43、奪三振率7.04、四死球率3.61

2019年春季リーグ:6試合、2勝1敗、35 1/3、防御率0.76、奪三振率8.15、四死球率2.03

(※成績は2019年全日本大学野球選手権終了時点)

四死球率は改善傾向にありますし、2019年春の防御率0.76は素晴らしい成績です。

防御率1点台で、安定した投球が出来ていますし、奪三振率も高めで、三振も奪う事ができています。

まとめ

今回は、望月大希選手の経歴や家族についてまとめました。

望月大希選手は、先発も中継ぎもこなせ、長身を活かしたピッチングの評価が高いので、ドラフト入りも期待される有力投手です。今後の活躍も期待しましょう!

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