アシガール漫画21話/3巻ネタバレ！全巻無料で読む方法・公式アプリ活用法も解説

《ネタバレあらすじの内容！》

深い眠りから覚めた唯は、頭を掻きながら体を起こします。

しかし、ふと如古坊たちのことを思い出し、思わず『あああああ』

と絶叫。

若君に危機が迫っていると思った唯は、急いで吉田城に向かう準備をします。

すると、馬番の同僚たちに、おい唯之助、お前今日の仕事サボってどこへ行くんだ？

と声を掛けられます。

急いでいる唯はサボったことには触れず

ごめんなさーい、それより吉田城ってどこですか？

と、あっけらかんと質問。

吉田城はここから10里ぐらいのところだ、と教えてもらうと

おい、厩の掃除はどうするんだ！という同僚の言葉を

『あーすみませーん』と軽くスルーして、吉田城を目指します。

道中、唯は走りながら、若君様、無事でいてください…

と、ひたすら願い続けるのでした。

一方そのころ、如古坊は唯が目覚めて吉田城に向かったことを成之に報告していました。

このまま放っておいて大丈夫なんですか？と、如古坊は尋ねますが

今さら行っても手遅れだから放っておけ、と成之は余裕の表情。

しかし如古坊は

奴が我々のことを話せばやっかいなことになりませんか？と、不安な様子。

それでも成之は、忠清が死ねば羽木家を継げるのは私しかおらんのだ

何の心配もない、と勝ち誇った笑みを浮かべるのでした。

走り続けてようやく吉田城にたどり着いた唯。

しかし、なにやら城内が騒がしく、普通ではありません。

門に着いた唯は、何があったんですか！？と、門番に尋ねます。

すると、若君が何者かに矢で襲われて深傷を負ったこと

今は医者に診てもらっているが回復する見込みはかなり薄いこと

を門番から聞かされ、唯はショックで膝から崩れ落ちてしまいます。

もうどうすることもできないの…？と諦めかけた唯ですが

夜空に浮かぶ満月を見て、あることを閃くのでした。

そのころ若君が眠る部屋では、天野や小平太たちが若君に付き添っていますが

医者の、手の施しようはありません…という言葉を聞いた瞬間

皆の表情は青ざめ、天野は、何を言うか、このやぶ医者め！ええい斬る！と激高。

しかし、小平太たちに取り押さえられてひとまず落ち着き

『じいはどこまでもお供いたしまする…』と、若君にずっと付き添います。

しばらくすると、突然隣に座っていた医者が、バタリと気絶。

おい、何をしているのじゃ！たわけが！

と、医者を起こそうとする天野ですが、そのとき背後から唯がそっと近づき

でんでん丸の電気ショックで気絶させます。

ようやく若君に会えた唯ですが、若君の顔は真っ白。

うそ！もしかして遅かった…？死なないでくださいよー！！

と、唯は泣きながら叫びます。

すると、『これ…唯之助……』と、若君が微かに目を覚まします。

若君が生きていることを確認した唯は、この短剣を抜いてください！

と、タイムマシンを若君に渡します。

そう、唯は若君を現代に送って治療してもらおうと考えたのです。

若君は『何…故…？』と尋ねますが

説明してる時間はないからとりあえず私の言うとおりにしてください！

絶対助かりますから！と、唯は若君を説得。

諦めたように若君は、こうか…？と、剣を抜いてタイムマシンを起動。

すると、お前はあの時の、ふくだな？と、若君は唯に突然質問。

驚きつつも、はいそうです…、と唯は正直に答え

本当の名前は唯であることも告げます。

それを聞いた若君は『唯…』と呟いて、光につつまれていきました。

残された唯は、お願い、尊、絶対に若君を助けて！

と、祈るのでした。