アシガール漫画22話/4巻ネタバレ！全巻無料で読む方法・公式アプリ活用法も解説

《ネタバレあらすじの内容！》

尊はタイムマシンの装置の前で唯の帰還を待っていましたが

現れたのは血を流した見知らぬ男。

（何！？誰！？どーゆーこと！？てゆーか生きてるの！？）

と、尊は驚きを隠せません。

しかし、その男の懐に「尊へ」と書かれた手紙を見つけ

まさか…？と手に取って読んでみると、それは唯からの手紙で

重傷を負った若君を助けてほしい、という内容が書かれていました。

相変わらず無茶なことをする姉に呆れながらも

目の前で死にかかっている若君を見捨てるわけにはいかないので

尊はすぐに救急車を呼びます。

緊急搬送された若君は、病院に到着後すぐに手術を受けることに。

その間、尊は手術室の前で待機。

若君のことはもちろん心配ですが、仮に若君が助からなかった場合

唯は現代に戻ってこれなくなるので、とても気が気ではありません。

すると、手術中のランプが消え、中から執刀した先生が出てきて

とりあえず手術は成功したことを聞かされ、尊は心底ホットします。

ですが、先生はなんであんな深い傷ができたの？と不思議がっており

なんとかごまかすために、若君は心の病のせいで木登りが好きになり

今回誤って木から落ちた、というふうに説明することに。

（若君ごめんなさい）と、尊は心の中で若君に謝りつつ

とりあえず危機を脱したことに安心するのでした。

しかし、家に帰ると、尊は両親から救急車が来たことについて質問攻めに。

そして、一番肝心な唯のことを聞かれた尊は

お姉ちゃんは一ヶ月ほど帰ってこれなくなった…

と説明しますが、両親は、はぁ！？と、目がテンになるのでした。

後日尊は御見舞いのために、若君の病室を訪ねます。

病室のベッドには若君がひっそりとたたずんでいるのですが

その横顔は男の尊から見ても綺麗だとわかるほどで

こりゃ惚れるよなぁ～、と尊は一人で感心します。

すると、若君が、私は助かったのか…？と、ポツリと呟いたので

尊は慌てて、はい、危なかったですけどもう大丈夫です、と返答。

そのあと若君が、お前は誰だ、ここはどこだ、唯之助はどこにいる

と、続けざまに質問をするので、尊は一つ一つ丁寧に答えます。

そして一番肝心な、ここが約四百年後の未来の世界であることを告げるかを

尊は悩みますが、冷静で器の大きい若君を見て

本当のことを話そう、と決断し、若君に全てを伝えます。

事実を聞かされた若君は、驚いた表情を浮かべ、信じがたいな…

と言いはしますが、必要以上に騒ぎ立てることはしませんでした。

さらに、先生や看護師たちも、若君のことを特別怪しんだりすることもなく

看護師たちに至ってはイケメンな若君にメロメロで

担当外の看護師も若君の病室を訪れるほど。

最初は心配した尊でしたが、周りがそんな感じだったので

何も問題は起こらず時間は経ち、ついに退院の日を迎えました。

退院の日、若君は尊が用意した現代の服を着て待っていたのですが

その服がまた似合う似合う。

見ていた看護師たちの目はハートで、キャー、という黄色い歓声が上がります。

そして、タクシーに乗って若君を速川家に連れていきますが

車など見たこともない若君は、さすがに動揺して固まってしまい

それを見て尊は思わず、ププッ、と笑ってしまいます。

家に着くと、玄関には両親が正座で待機しており

『唯の父伸行でござる』

『唯の母育代でございます』

と、それぞれ昔の口調で挨拶。

こどもの入学式じゃないんだから…、と尊は心の中でツッコミますが

若君は『羽木九八郎忠清じゃ』と自己紹介し、『すまぬ造作をかけるの』

と、お礼の一言を添えます。

そして、尊は若君を唯の部屋に案内しますが

唯の部屋に入った若君は何も言わずに呆然と立ちすくんでいます。

『お気に召しませんか？』と、尊が尋ねると

なぜこんなにも平和な世界で暮らしている唯は

危険を冒してまで戦に出ようと考えたのだ？と、質問返し。

それは若君を守りたい一心ですよ、と尊が答えると

若君は、（わしの命を…）と、唯の顔を思い浮かべて

ハハハハ、と声をあげて笑うのでした。