性別モナリザの君へ19話/4巻ネタバレ！漫画アプリで無料で読む方法も解説

《ネタバレあらすじの内容！》

雨の中、傘も持たず走って帰るりつ。 

るいから言われたようにりつがしたいと思っていることをひなせに言ったら 

自分のわがままを押し付けることになるのがりつにはわかっています。 

五色のように口に出してたまき達を羨むことは、ひなせに悪い気がしていました。 

ひなせがかっこいい男の子になって付き合って送ったりしてほしいと思っているりつですが、 

子供の頃に自分が言われて嫌なことだったのでひなせに言うことができません。 

りつは小さい頃からひなせに抱いている好きという感情は 

偽物なのかと考えてしまうのでした。 

－マンホールで滑り、足をひねってしまったりつ。 

足に痛みが走り、雨が降る中その場に座り込んでしまいました。 

自分が大切にしてきた好きという感情はキレイなもので 

花火のように輝くと思っていたりつ。 

しかし、ひなせに告白した日を境に、 

その感情は少しずつバラバラになってしまいました。 

－りつの目の前に突然現れたしおり。 

傘を差しているしおりは、なぜ雨の中座り込んでいるのかりつに聞きました。 

傘がなく走っていたら足をひねってしまったことを説明するりつ。 

雨に濡れたりつのブラウスは下着が透けていることに気付いたしおりは 

自分の制服のジャケットをりつにかけてあげました。 

そしてしおりはりつのカバンを持ち、自分の傘をりつに渡します。 

しおりは座り込むりつに背を向け、りつを背負おうとします。 

驚くりつでしたが、結局しおりの背負ってもらうことにしました。 

その時、しおりの手が足に触れてりつはびっくりしたのでした。 

－りつを背負って歩くしおり。 

りつが礼を言うと、しおりは今度ジュースおごりなと返しました。 

しおりの背中がこんなにも大きかったと感じるりつ。 

りつの胸がめっちゃ背中に当たると感じるしおり。 

互いにそれぞれの性別を意識しながらも、言わずに黙っていました。 

そして同時に話しかけてしまうりつとしおり。 

しおりはりつがこけたくらいで泣くヤツだとは思っていないと言いました。 

泣いていないと誤魔化しながらも、りつはしおりに唐突に話し始めます。 

それはひなせが男になったらしおりは興味がなくなるのかということでした。 

どうだろ、と返すしおりは逆にひなせが女になったらりつはどうなのか聞きました。 

りつは小さい頃からひなせのお嫁さんになりたいと漠然と考えていました。 

大きくなってからはひなせの彼女にと考えてきましたが、 

ひなせが男にならず今のままでも 

付き合って彼女っぽいことができたら幸せだろうと想像してきました。 

彼女としてではなく女友達としてなら今みたいに楽しいだろうなと想像できるのに、 

女の子のひなせにドキドキしている自分は全く想像できないりつ。 

女の子になったひなせを送り迎えする自分、エスコートする自分を想像できないので、 

りつは自分勝手にひなせを男の子として見ていただけなのかと思っているのでした。 

しかし、しおりはなぜりつがひなせを送ったりエスコートするのか気になります。 

ひなせは既にりつより背が高く、 

ひなせが女の子になっても見た目もそんなに変わらないだろうと考えるしおり。 

ひなせが女の子になってもりつが男になるわけではないので 

今まで通り、りつは女子でいればいいとしおりは言いました。 

そしてしおりは、りつはひなせが女になるのが嫌なのではなく 

自分が男っぽいことをするのが嫌だと言っているように聞こえるとも言いました。 

女子になったらひなせも送り迎えしてほしくなるかもと言うりつに、 

体が女子になっても性格は急に変わらない気がするとしおりは言います。 

そしてひなせが男になってしおりが付き合っても 

しおり自身が彼女っぽいことをするわけでもありません。 

ひなせが女でも男でも今と変わらず、しおりは男としてひなせが好きだと言いました。 

しおりが真剣な話をしているのに突然笑いだしてしまうりつ。 

しおりはやっぱり頭がいいと言いながら、りつは自分がバカすぎると感じました。 

あんなにひなせのことが好きだった気持ちが偽物だと感じていたりつ。 

一応しおりのことも好きで背負ってくれていることにりつは感謝しながらも、 

買い物帰りにひなせと手を繋いだ時の方が何倍もドキドキしたと言います。 

だから、ひなせのことを好きな気持ちは本物だとりつは言いました。 

しおりもそう思うと同感しました。 

相合傘をしながらりつの足に手が触れているしおりですが、 

ひなせの肩に触れた時やひなせと相合傘をした時の方がドキドキしたと言います。 

いつひなせと相合傘をしたのか問い詰めるりつ、言い合いをするしおり。 

お互いにひなせのことが本当に好きなのだと２人は感じました。 

－検査結果を高山先生から聞くひなせ。 

数値に変動があるものの動きがあることは良い事なので 

引き続き様子を見ていくことになりました。 

前回よりもひなせの顔色がいいと感じた高山先生は 

ひなせが車に轢かれかけたことを知っていました。 

ひなせは最年長の無性別者なので 

高山先生は搬送された病院から連絡を受けていたのでした。 

通りすがりの人が助けてくれたと話すひなせ。 

命の恩人だと高山先生はにこやかに言い、ひなせは帰っていきました。 

すると、診察室に高山先生の同僚が入ってきました。 

同僚はひなせの検査結果を見て今回は数値が結構傾いたねと言い、 

本人に伏せているのは上の指示なのかと高山先生に聞きました。 

前回のひなせの様子から変にストレスを与えないようにしている高山先生。 

高山先生の思いとは裏腹に、無事に変われるかなと同僚は言うのでした。 

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