鬼獄の夜56話/19巻ネタバレ！全巻無料・最新話まで読み放題の漫画アプリも解説

《ネタバレあらすじの内容！》

『灰原…』 

美空が振り返ると、灰原が激怒した様子で恭平の手を掴んでいます。 

恭平と灰原の２人は、険悪な雰囲気になります。 

恭平が動き出そうとすると…

美空は、恭平に帰ってほしいと言います。 

美空の表情は陰っています。 

そんな様子の美空を見て、恭平は立ち上がります。

またな、と言い残し、その場を離れようとします。 

そして灰原のことを凄い形相で睨み、その場を後にします。 

美空は灰原に背を向けたまま、灰原に謝ります。 

灰原は椅子に座り、美空の手に触れます。 

そして、元気そうでよかったです、と一言だけ言います。 

そんな灰原の言葉に美空は、感情的になります。 

『黄瀬君と牡丹ちゃんを残して自分だけ助かってしまった』 

『1年半も寝たきりで、いまだにロクに歩けない』 

美空は自分を責めるように言うのです。 

灰原は、美空の話を聞いてから 

『目覚めてくれて、また元気に怒鳴ってくれて本当に良かったです』 

そう言って、心配そうな顔で微笑みます。 

美空は我に返って、灰原に再度謝ります。 

そして、灰原の手を強く握ります。 

美空は、灰原があれからどうしていたのか聞きます。 

灰原は、柴はまだ生きている、と言います。

その言葉に、美空は動揺します。 

参番…沙織と火事で死んだはず 

美空はあの時のことを思い返します。 

しかし柴は、灰原の取り出した雑誌に¨イケメン神主¨として掲載されているのです。 

続けて灰原は、警察に行った時の出来事を話します。 

結果は、全く取り合ってもらえませんでした。 

贄取塚は事故が多い、と言われるだけで済まされてしまいます。 

むしろ警察の人間全員が、異様な目つきで灰原を見るのです。 

そしてその後すぐに、灰原は住んでいた土地に居られなくなってしまったのです。 

今は古巣の大学でお世話になっているから大丈夫です、と言う灰原。 

『そこまで根回しができるほど、柴さんの力は強いのか 

あるいは、柴さんの裏に¨何か¨がいるのか』 

灰原はそう言って、真剣な面持ちで美空を見つめます。 

もう自分たちでどうにかできる話ではない、と灰原が言うと… 

『夢を見るの』 

美空は、話を遮ってそう言います。 

きっとこの先も、黄瀬や沙織のことを忘れて生きるなんてできない 

真っ直ぐな目で、美空は言います。 

柴が生きている限り、終わらせられない 

美空はそう言って、雑誌に映る柴のページを掴みます。 

2人が話していると、突然恭平が病室に入ってきます。 

柴を倒すことが面白そうだから混ぜろ 

笑みを浮かべながら、恭平は楽しそうに言います。 

立ち聞きをしていた恭平に、美空は怒ります。 

しかし、恭平は無視して話を進めます。 

『オレはもう二度と、美空を離す気ねぇからな』 

恭平は灰原に向かって、そう言うのでした。 

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