性別モナリザの君へ12話/3巻ネタバレ！漫画アプリで無料で読む方法も解説

《ネタバレあらすじの内容！》

ご飯を食べているしおりに塾のパンフレットを見せる母。 

母はしおりに体験に行って、通う塾をいい加減決めなさいと言いました。 

しおりは自分で勉強するので画塾に行かせてほしいと頼みますが、 

傍にいたしおりの父は、 

美大に行きたければ自力で勝手に行け、男の美大なんて何の役に立つのか、

と切り捨てました。 

－放課後ひなせに塾のことを話すしおり。 

そして塾の体験に行くために、一緒に帰れなくなったとしおりは伝えてきました。 

勉強頑張ってねとしおりを励ますひなせですが、 

しおりが言った今まで通りではないことに寂しさを感じるのでした。 

－帰る途中に部活中のりつを見つけたひなせ。 

りつがテニスコートで練習をしているのをひなせはフェンス越しに見ていました。 

チームメイトのたまきがひなせの存在に気づき、りつに教えます。 

りつはひなせが見ていることに喜びながらも自分の可愛い所を見てほしいと思いました。 

楽しそうなりつを見ながらひなせは考えていました。 

りつと手を繋いだ時はしおりほど変な感じがしなかったこと。 

それはしおりが嫌でりつが良いということではなく 

りつが昔と比べて何もわかっていないことが理由であること。 

りつは中身は明るくて元気で運動のできる昔のりつのままだし、 

見た目も髪が伸びたくらいで声も高いままです。 

それに引き換え、しおりは背が伸び、声も低くなっていることが 

ひなせは気になるようになり意識し始めていたのでした。 

しおりの外観だけが知らない人のように見えて、ひなせは急に怖く感じたのでした。 

しかし、ひなせは触られるのはしおりがいいと言いかけたのはなぜろうと考えていると 

急にぞくっと感じてしまいました。 

－部活終了を知らせる音。 

練習の終わったりつにひなせは一緒に帰れるか聞くと、 

りつは帰れるとすぐさま返事し、ひなせの手をフェンス越しに握りました。 

そしてりつは片付けて着替えるから待っててとひなせに言い、部活に戻りました。 

慌てて走ってつまずくりつを見て、 

やはり昔からりつは変わらなくて安心するとひなせは感じました。 

－テニスコート横でずっとりつを待つひなせ。 

たまきはひなせとりつがすれ違いになったかもしれないと思い、 

部室に行ってりつのロッカーを見れば帰ったかどうかわかるとひなせに教えました。 

そこは女子テニス部の部室ですが、ひなせは性別をもたないので 

部室のロッカーを見ても問題ないとたまきは考えたのでした。 

－部室で着替えるりつ。 

ひなせを待たせているので急いで準備していると部室の蛍光灯が切れてしまいました。 

部室の前まで来たひなせは部室の電気が消えていて鍵がしまっているので 

りつは帰ったのかなと思いました。 

しかし部室の前に籠が置いてあったので、ひなせはその上に乗って窓から 

暗い部室の中を覗き込みました。 

窓から差し込んだ光は、着替えていりつを照らしています。 

着替えているりつの体は十分の成熟している女の子の体でした。 

りつの体を見て驚いたひなせは籠から落ちて大きな音を立ててしまいました。 

物音を聞いて誰かに覗かれていたと咄嗟に思うりつ。 

りつが部室の外に出て確かめると誰もおらず、 

野球部のボールでもあたったのかと思いました。 

籠から落ちたひなせは部室の陰に隠れていました。 

りつの女の子としての体を見たひなせは 

変われていないのは自分だけだとはっきり自覚したのでした。 

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