性別モナリザの君へ14話/3巻ネタバレ！漫画アプリで無料で読む方法も解説

《ネタバレあらすじの内容！》

病院の受付前にいるひなせ。 

病院に来ている人たちを全く知りもしないのに性別を持っているだけで 

その人たちに違和感を感じてしまうひなせなのでした。 

ひなせが長椅子に座っていると、目の前で子供がこけてしまいました。 

子供は自分で起き上がりましたが少し泣きそうな表情です。 

後から追いかけてきた両親は泣かなかった子を褒めました。 

ひなせはその様子を見ていても性別を持った両親に違和感を感じてしまいました。 

－学校で出席を確認する担任。 

ひなせは体調不良ということで学校を休んでいました。 

りつとしおりはひなせのことが心配なのでした。 

－一方、病院で検査を受けるひなせ。 

一通り検査が終わったのでひなせは検査着から私服に着替えて待つことになりました。 

更衣室の横には男女兼用トイレがあり、それを見たひなせはモヤモヤしてしまいます。 

着替えが終わり高山先生と検査結果を確認しましたが、体にはどこも変化がありません。 

自分の体に違和感を感じて病院に来たひなせでしたが、 

高山先生は学校を休んで大丈夫だったのか気になりました。 

高山先生と看護師を見つめるひなせ。 

ひなせは二人に対しても違和感を感じてしまいます。 

ぼおっとしているひなせが気になりながらも 

高山先生は血液検査で今回は男性ホルモンの方が多かったと言いました。 

それを聞いて鼓動が速くなるひなせの心臓。 

ひなせはりつとの事を思い出さずにはいられず、先生の話が頭に入ってきません。 

やはり様子のおかしいひなせを見て高山先生は手を差し伸べましたが 

触られそうになったひなせは体を硬くしました。 

それを感じた高山先生は手を戻し、ひなせにクマができていると言いました。 

最近あまり眠れないと言うひなせに 

高山先生は寝つきがよくなる薬を処方することにしました。 

そして、自分に話したいことがあれば体のこと以外でも話していいと言う高山先生。 

ひなせは意を決して、性別を持つことを望まなくても性別は変わるのか聞きました。 

高山先生の返事は、残念だけど変わる、というものでした。 

以前にも高山先生から聞いたことがありますが、皆望んだ性別に変わるわけではありません。 

なのに性別が変わってしまうのは、そういう生き物だから、だと高山先生は言いました。 

高山先生は蝶になりたいと思わない幼虫の話を始めます。 

蝶になれば這いつくばって生きなくていいし、大多数の芋虫は蝶になるのを望むこと。

しかし、一定数の少数はずっと葉の上で生きていたいと望むこと。

そして、蝶にならなくて済むのは鳥に食べられたり上手く羽化できなかった虫だけであること。

一定数の少数は変わりたくないと思っても変わらないと生きていけないという話でした。

虫の話を例にする高山先生に看護師がわかりにくいと話を遮りました。 

－家に戻り部屋のベッドに横たわるひなせ。 

机には処方された薬が置かれ、飲んだ形跡があります。 

いっそのこと寝て起きたら性別が変わっていたらいいのにと思うひなせ。 

なぜ神様はひなせが12の時に勝手に性別を決めてくれなかったのかと思うのでした。 

机の上にはしおり、りつ、ひなせが子供の頃一緒に撮った写真。 

性別を持たない３人の満点の笑顔を見たひなせは思わず泣いてしまいます。 

もし自分に性別があったら二人を気持ち悪く思わないのだろうか。 

告白されたらもっと嬉しかったのだろうか。 

二人と同じ好きでいられたのだろうか。 

一緒に手を繋いで幸せな気持ちになれたのだろうか。 

ひなせが色々なことを考えているとスマホが鳴り出したので手に取りました。 

それはひなせを心配するりつからの電話であることに気づき、ひなせは我にかえります。 

ご飯を食べることすら忘れていたと言うひなせに 

風邪や熱があるのではとりつは心配になります。 

そして、何かいるのであれば買い出しするから言ってねとりつは伝えました。 

ひなせは昨日途中から一人で帰ってしまったことをりつに謝ります。 

ひなせが昨日気分が悪そうだったのに待たせてしまったことを謝るりつ。 

あれは自分が一緒に帰りたくて待っていただけでりつのせいでないと言うひなせ。 

それを聞いたりつはひなせに無理をしないでと言いました。 

ひなせは優しいので自分のことをあまり言いません。 

手を繋ぐのも自分のわがままにひなせが付き合っていただけだと考えたりつは 

嫌と思っていることは我慢させたくないので言ってほしいとひなせに言いました。 

また涙が零れてしまうひなせ。 

ひなせはりつとしおりのことは本当に好きなので嫌ということではありません。 

ただ、りつにもしおりにも触りたいし触ってほしいと思うようになってから 

同時に気持ち悪さもどんどん広がるようになってしまい 

自分がやっぱり変だとひなせは思うのでした。 

りつに自分の気持ちを話しているひなせですが、いきなり話が途切れます。 

すると電話の向こうから大きな物音が聞こえ、りつは驚くのでした。 

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