レンアイ漫画家47話/5巻ネタバレ！原作を読める漫画アプリ・無料で読む方法も解説

《ネタバレあらすじの内容！》

『力を合わせましょう、向後さん』 

結託したカレンと向後は、清美の家に到着しました。 

あいこは未だリビングで漫画を読んでおり、 

あいこに気付かないまま、カレンと向後はアトリエへと向かいます。 

ふたりを見るなり清美は舌打ちをすると、入ってくるなと言い放ちました。 

向後は昨日取り乱してしまったことを謝り、 

そして、清美の考えを知りたいと言います。 

『もう描かねぇ』 

静まり返るアトリエで、清美はそう言いました。 

それを聞いて、落胆する向後とカレン。 

しかしカレンは怒りを表し、 

『20年続けた連載を放り投げるの？よくそんなこと出来るわね』 

『間違っても、二度と口にしないで…』 

カレンは静かに、淡々と言いました。 

そして向後も、言わずにいたことを話し始めました。 

20年、向後だけが出入りしていた場所に、 

レンやあいこが現れて清美に変化があったと言います。 

そして続けて向後は、 

清美が満たされてしまったせいだと言いました。 

すると、その言葉にストップをかけるカレン。 

漫画を描いている人は幸せになってはいけないのか、 

そうカレンが質問すると、向後は否定します。 

『現実で満たされたら、虚構の世界はいらないんだよ』 

否定しながらも向後がそう言うと、

カレンは怒ってその考えは誤りだと必死に伝えました。 

清美はそんなふたりの言い合いを無視して、 

純にふたりを追い出すように、指示をします。 

無理やりアトリエから追い出された、カレンと向後。 

気持ちが伝わらないことにカレンが焦っていると、 

空気を読まずに漫画を取りに来たあいこが、ひょっこりと現れました。 

「銀天」を手にしているあいこを見て、 

カレンはものすごい威圧感であいこに詰め寄ります。 

読んだら面白くて…、とあいこがおずおずと言うと、 

今まで読んでいなかったことに、カレンが驚愕しました。 

興奮するカレンを向後が宥めていると、 

清美は作業道具を、段ボールに投げ入れていきます。 

そしてカレンは再びアトリエに入り、 

清美の前に立つと、机に婚姻届けを叩きつけました。 

なんとカレンは、婚姻届けを提出していなかったのです。 

『作品が好きだから結婚して一番近くで見守りたかった』 

『騙してごめんなさい、描かないのなら関係はいらないわ』 

カレンは冷たく清美を見てそう言うと、 

向後さんの言う通り満足したら描けなくなる、続けてそう言いました。 

向後は、カレンが本音を言っていないことを感じ取ります。 

するとカレンはあいこの方を見て、 

あなたも引くようにと、少し眉をしかめて言いました。 

あいこが戸惑っていると、 

そうじゃなきゃ意味がないの、とカレンは伝えます。 

『邪魔だ出ていけ、描く』 

ずっと黙っていた清美はそう言って、ペンをとるのでした。 

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