鬼獄の夜110話/37巻ネタバレ！全巻無料・最新話まで読み放題の漫画アプリも解説

《ネタバレあらすじの内容！》

慌てふためきながら暗い森の中を走る、美空と灰原と恭平。 

美空は恭平の怪我を心配しますが、 

『さっさと逃げねぇと捕まっちまうぞ！！』 

そう話す恭平たちを、物凄い速さで鬼が追いかけてきます。 

しかし鬼は追いかけるだけで知恵はなく、 

様々な障害物にぶつかって、なかなか美空たちに追いつけません。 

この鬼は、不完全な部分が多く足も遅いので、 

美空たちはそれに救われて、上手く逃げていきます。 

灰原の策で、鬼を利用して外へ出た直後。 

エリカの血の効力が薄れてきたのか、 

恭平の怪我は治らず、鬼も再び美空たちを襲ってきたのでした。 

鬼から逃げながら、美空は必死に策を練ります。 

美空は信者たちを逃がすために、自分たちが標的になるよう仕向けたものの… 

このまま鬼ごっこは不可能だと考えているところに、 

ふと、向かっている先の山から、車のライトが見えました。 

それは贄取塚から見えた光で、 

美空はあの車にいるのは柴だと推測します。 

そしてすぐさま美空は、灰原にまだ車の鍵を持っているか尋ねました。 

灰原はまだ鍵を持っていて、 

あの車を追いかけるつもりですか、と美空に聞きました。 

このまま鬼を連れて下山するわけにもいかない… 

そう考えた美空は、この鬼ごと贄取塚に向かおうと考えたのです。 

美空は走りながら説明していると、 

暗闇で先が見えず、斜面から滑り落ちてしまいました。 

下へ落ちてしまった美空がふたりに声をかけようとすると… 

恭平が美空を守るように抱きしめて、口を手で塞ぎました。 

なんとふたりの真上には、追いついた鬼が立っていたのです。 

ふたりは木の窪みに上手く隠れていたので、 

鬼は気付かずに、ゆっくりとその場から離れていきました。 

美空は息を潜めて様子を伺い、 

辺りが静かなことから、灰原もうまく隠れたんだと安堵します。 

鬼の気配が遠のき、美空は恭平のとっさの判断にお礼を言おうとすると… 

突然、恭平が美空の首元にキスをしました。 

驚いた美空が恭平を突き放しますが、 

恭平に、騒ぐと鬼が来る、と言われて口を閉じます。 

『俺は2回も死にかけたし、今もみーちゃんを助けた』 

『頑張ったと思ってくれねぇの？』 

恭平はそう言うと、美空の手を握りました。 

美空は、そう思っていると答えると、 

恭平はご褒美が欲しいと言って、美空を引き寄せます。 

引き寄せられた美空は抵抗しますが、 

美空がいい、と言う恭平にキスをされてしまいました。 

恭平は舌を入れようとしますが美空が受け入れないため、 

少し強引に美空に触れて、そのまま行為を続けようとします。 

恭平はもうただの幼馴染で、 

こんなことはされたくないし、したくないと思う美空。 

しかし死にかけたことを引き合いに出されてしまい、強く抵抗することができません。 

『ここまで美空に体張れんの、オレだけだろ』 

『美空好きだよ、戻ってこいよオレのところ』 

恭平がそう言って美空にキスをすると、 

ふたりを探しに来た灰原が、その光景を見てしまうのでした。 

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