鬼獄の夜28話/10巻ネタバレ！全巻無料・最新話まで読み放題の漫画アプリも解説

《ネタバレあらすじの内容！》

顔無し鬼に捕まってしまった美空。 

足を抑えられ、触手のような長い舌が

美空の陰部をいやらしく弄ります。 

その様子を柴は、わくわくするなぁ、と喜々としながら

ズボンのベルトを外そうとします。 

鬼は、ハアアア、と不気味に

深く息を吐きながら続けようとすると 

美空は柴に対し、いい性嗜好してるわ、

と皮肉めいたように言い放ちます。 

そして、あらかじめ箪笥の引き出しに隠しておいた

虫よけスプレーとライターを手に取り 

『タダで抱けるほど私は安い女じゃないわよ』 

そう言って着火します。 

ボンッ、と炎が勢いよく吹き出し

鬼の顔あたりが一瞬で燃え広がります。

ギィイィィィ、と酷く叫ぶ鬼。 

主様！！、と叫ぶ柴は

どんどん燃えていく炎を

バサバサと、急いで服で消そうとします。 

柴が動揺し、鬼に気を取られているうちに

美空は灰原を連れて逃げ出します。 

消えない炎に悲痛な叫びを上げ続ける鬼…。 

『許さない… 

主様にこんなことを…絶対に許さない…』 

とぽつり、ぽつりと、鬼のような形相で

柴は呟くのでした。 

―無事に小屋から逃げ出した、美空と灰原。 

大丈夫灰原！？、と美空が心配そうに聞くと、 

ゼィゼィと息を切らしながら

大丈夫です、と答える灰原。 

柴に飲まされた薬の影響も

吐き出したおかげで大分抜けたようです。 

美空は、ハァー、とため息をつきながら

なんでも口に入れるのはやめてよね、と言います。 

そして今後について灰原は、 

『それで…さっき言ってた南の社に向かえばいいんですね？』 

と聞くと、美空は唐突にするっと着替え始めます。 

灰原は即座に、バッ、と真顔で目を逸らすのでした。 

美空は背を向け、着替えを続けながら話し始めます。 

行方不明の黄瀬が心配だけれど

しかし晴馬の望みである

居場所がはっきりしている牡丹の方に行くべきだと思う

と美空は言います。 

淡々と話す美空に対し、灰原は 

『大丈夫ですか、美空さん… 

弟さん…亡くなってたと分かったばかりで…』 

と心配そうに聞きます。 

美空は心の中では、泣き叫びたくて

本当は、何も考えたくなんてありません。

しかし、今はそれどころじゃないこと

柴と鬼には、ただならぬ関係がありそうなこともあり 

不安な気持ちを一切見せずに、立ち上がります。 

『こうなったら、牡丹ちゃんも黄瀬君も見つけて 

柴の悪事も全部あばいてやるわ』 

そう話し、自分のやるべきことに決意を固めます。 

そして、美空は灰原に

牡丹が柴に見つかり、鬼に差し出される前に見つけないと… 

と話しているところに 

『あ…』 

『やぁっ』 

どこからか女性の声が聞こえてきます。 

美空は、この声は牡丹なのではないかと思い 

灰原を連れて、急いで声のする方へと走ります。 

『あっ、やんっ、あんっ…』 

美空たちは、声のする場所へたどり着きます。

しかしそこにいたのは牡丹ではなく… 

謎の女性が、なんと

目だらけの妖怪に 

自ら自身の陰部を、舐めさせていました。 

え！？、と信じられない状況に

美空達が驚いていると 

謎の女が美空達に気付きます。

『やだ…もうなぁに？ 

なんでこんなところに人がいるのかしら？』 

そう言って頬を赤らませながら、妖怪を抱き寄せるのです。 

『あ…でもいい男♡』 

とろんとした表情で二人を見つめてそう言うのでした。 

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