鬼獄の夜29話/10巻ネタバレ！全巻無料・最新話まで読み放題の漫画アプリも解説

《ネタバレあらすじの内容！》

『こんなところに人がいるなんて不思議ねぇ』 

謎の女性は、妖艶に微笑み 

目だらけの妖怪を撫でながら、そう言います。 

行きましょう、関わらないほうが…、と灰原が言うと 

美空は、スッ、と歩き出しました。 

そして突然、目だらけの妖怪を 

ガンッ、と強く、蹴り倒したのです。 

美空は、謎の女性の胸元を、両手で掴み 

『あんた、柴太一の仲間？』 

と凄むように聞きます。 

美空さん！？、と叫ぶ灰原の声も無視し 

『こんなところでヒール姿に 

異形とお戯れ… 

あいつと無関係な訳ないわよねぇ 

言いなさい、あんた達は鬼のなんなの？』 

と女性の胸元を掴んだまま、美空は言います。 

黄瀬君や牡丹ちゃんに何を… 

美空が、言い終わらないうちに 

謎の女性は、す…、と手を伸ばしたと思えば 

なんと、美空の唇に、キスをします。 

『あんたなんてヒドイわぁ… 

エリカって呼んで？』 

と言い、美空の唇を、軽く舐めます。 

驚いた美空は、何すんのよ！？ 

と咄嗟に、エリカを突き飛ばします。 

エリカは、くすっ、と笑いながら 

『あなた鬼に襲われたのね 

あと、お兄ちゃんにも』 

と美空達に、言うのです。 

（こいつ…柴の妹！？） 

エリカの言葉に、驚く美空と灰原。 

エリカは、大きな岩に座りながら 

『私、兄が大好きだから 

匂いで分かっちゃうのよね 

でも…なんで生きてるのかしら？』 

不気味な雰囲気を纏って、話を続けます。

『鬼に襲われても、最後までしてない… 

よっぽど自制心が強いのね、あなた』 

と言いながら、エリカは美空に近づきます。 

ずいっ、と顔を近づけ 

本当はすごく気持ちよかったでしょ？ 

と顔を赤らめて、美空に言います。 

『ここの生物の体液は 

媚薬の作用があるのよ 

ここが濡れて疼いて…』 

と言い、美空のお腹を指で撫でます。 

突いて欲しくて堪らなかったでしょ？ 

とエリカが言うと、美空は無言のまま 

パシッ、とエリカの手を掴みます。 

持っていたリュックを、灰原の方に投げ 

美空が、ロープ出して、と言うと 

突然のことに、戸惑う灰原。 

『早く』 

美空は目を見開き、圧をかけて言います。 

美空は、しゅるっ、とロープを持ち 

『エリカさん、あんたに直接私怨はないけど 

兄弟がいるなら私の気持ちがわかるでしょ』

そう言いながら、両手をロープで括っていきます。 

『知ってること、全部吐いてもらおうじゃない 

私は手段を選ばないわよ』 

美空は完璧に、エリカが動けないように 

ぎちりと、キツく縛り終えます。 

さすがにこれは…、と灰原が言うと 

『ねぇ…縛るならもっとキツく縛って？』 

とエリカは、はぁはぁ、と声を荒くして 

この状況に、全く動じていません。 

美空は、…兄が兄なら、妹も妹ね、と言います。 

まずは黄瀬君…私達の連れの男の子はどうしたの？ 

と美空が言うと、エリカは、男の子？、と言い

何のことか、分かっていません。 

『とぼけんじゃないわよ 

鬼の鱗が浮き出て、半狂乱になった男の子よ 

それもあんたらの仕業じゃ…』 

美空が言い終わる前に 

ああ、もしかして、アレ？ 

と言うエリカの目線の方向には… 

目だらけの妖怪が、何かを貪っています。 

（¨アレ¨って…そんな、まさか） 

と美空は青ざめていきます。 

灰原が妖怪から、¨アレ¨を奪い、確認すると 

『…これは間違いなく人骨です』 

と俯きながら、言います。 

目だらけちゃんが持ってただけで、私は何も… 

と白々しく、エリカが言うと 

美空は、ガッ、と勢いよく、掴みかかります。 

『何も関係ないわけないでしょ 

人が死んでるのに何を平然と…！！』 

泣きながら、エリカの胸元を

ギリギリと掴みます。 

灰原が、美空を、エリカから引き離し 

止めようとしますが、暴れる美空。 

『意地でもこの女から全部聞き出して 

柴を警察に突き出してやるわ』 

激怒した美空は、そう言います。 

エリカは、呼吸を乱しながらも微笑み 

あなた最高ね、と言います。 

そして、エリカは美空達に 

『私の知ってること 

全部話してあげてもいいわ 

その代わり、３人でしない？ 

セックス』 

と美空達に、妙な提案をするのでした。 

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