鬼獄の夜66話/22巻ネタバレ！全巻無料・最新話まで読み放題の漫画アプリも解説

《ネタバレあらすじの内容！》

『…おいおいおい、なんでこんな格好するんだよ！？』 

開眼者の服を着た恭平が怒鳴るように言います。 

美空と灰原もばっちりと着ていて、 

美空は、変装して探るためだ、と説明しました。 

しかし恭平は納得がいかない様子で文句を言っていると、 

美空は恭平を無視し、灰原を連れて先へ進もうとします。 

そんな美空を恭平が引き止めると、 

『勝手な行動をするなら置いてくと言ったでしょう』 

怒った様子の美空が圧力をかけてそう言いました。 

恭平はしぶしぶと返事をし、 

美空達の行こうとする方向にストップをかけます。 

恭平は、生まれてくる時と場所を間違えたであろう原始的な人間で… 

勘で東西南北の位置が分かってしまうようで、 

先陣を切って廊下を歩きだしました。 

美空達は¨大拝殿¨の場所を探りながら、 

ここが地下5階であることを確認します。 

大拝殿は地下２～３階だろうと推測していると、 

恭平が非常口のような階段を見つけました。 

『誰もいねぇじゃん、さっさと上がろうぜ！』 

恭平がそう言って階段を登ろうとすると、 

美空が下へと続く階段を見て、不穏な空気を感じ取ります。 

地下5階よりさらに下へと続く階段からは、 

気持ち悪い、動けないと感じる飲まれそうな雰囲気が… 

固まっている美空の肩を灰原が叩くと、 

びくっと身体をはねさせて、美空は我に返りました。 

（下にはいかないのに、何を怖がっているんだろう） 

（とにかく今は、上に行かなくちゃ） 

美空がそう考えていると、 

カツン、カツンと、上から足音が聞こえてきました。 

しかし美空達は開眼者の格好をしているので、そのまま進むという強行突破に。 

どんどん足音は近くなり、 

ついにはふたりの開眼者と鉢合わせになりました。 

開眼者は、大きな袋のようなものを抱えています。 

足音だけが鳴り響く中、 

開眼者とすれ違い、気付かれずに進めたかと思いきや… 

突然、美空は服の袖を誰かに捕まれました。 

美空が咄嗟に振り返ると、 

袋の中に入っていた、皮膚がただれた男が袖を掴んでいます。 

『助けて、行きたくない』 

『副作用じゃない、治るから、下には行きたくないぃぃ！！』 

そう叫ぶと、涙を流しながら暴れ始めました。 

すると開眼者の一人が、 

暴れる男の頭を掴み、壁へ思い切り打ちつけます。 

『いやぁすみませんね、お怪我はないですか？』 

開眼者がそう言い、マズい事態になったと美空達は動揺します。 

会話なんてしたらボロが出る、と思いそのまま立ち去ろうとしますが、 

開眼者にどこへ行くのかと引き止められてしまいました。 

美空が返答にたじろいでいると、灰原が上手く受け答えをします。 

しかし開眼者は、疑っている様子でいくつか質問しますが…

突然あっけらかんとして話を終えようとします。 

そして美空達がその場を立ち去ろうとすると、 

『コレ、下に運ぶの手伝ってくれないかな』 

人間が入った袋を抱えながら、そう言うのでした。 

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