漫画アプリ「コミックDAYS」で連載中の人気漫画『レンアイ漫画家』
この記事では漫画５巻４５話「たとえば君がいるだけで」のネタバレをご紹介します。
《レンアイ漫画家》
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レンアイ漫画家｜漫画４５話/５巻ネタバレ
今回のネタバレは『レンアイ漫画家』漫画５巻４５話「たとえば君がいるだけで」です。
『レンアイ漫画家』（全5巻）面白かった…！もっと読んでいたかった… pic.twitter.com/BlqY9kVxzw
— 花田陵 (@owsshanada) December 13, 2016
《ネタバレあらすじの内容！》
―――『向後さん、向後さん！！』
あいこが何度か向後に声をかけると、
我に返ったように向後はハッとします。
あいこと向後は清美の家から帰るところで、
先程の向後の剣幕には驚いたと、あいこは話します。
あまりストレスためないほうがいいよ、
そう言って心配するあいこに、向後は可愛げのない返答をしました。
可愛げなんて昔から持ち合わせてないよ、
そう言って笑う向後は、まだ自分が小さい時のことを思い返し…
―――向後は男だらけの6人兄弟の末っ子で、騒がしい環境で育ちました。
兄弟が騒いでいると、酔っぱらった父親に怒鳴られる日々…
父親は酒癖が悪く、問題を起こしては職を転々とし、
暴れ出すと手が付けられないほど、恐ろしい人でした。
生意気を言う兄たちのとばっちりが向後に来るので、
河原に逃げてはこっそりと泣く、そんな日常だったのです。
その反動からか、中学に入った向後は、
弱いやつを捕まえてはいびるようなことをしていました。
家へ連絡が入ると父親に殴られ、
殺伐とした毎日を送っていたのです。
そして向後が高校に入ると、
『向後くんて、好きって言ってくんないからつまらない』
『褒めてくれたりもしない』
当時の彼女にそう言われてしまいます。
言ってくれないなら別れる、と彼女に詰め寄られると、
どうでもいいようなそぶりを見せたので、彼女は去っていきました。
（人を褒めるなら独りでいい、褒めたら俺が損をする）
向後はそんなことを思いながら、
どんどんひねくれて、人に好かれないような人間に…
しかし保険をかけるように勉強はして、
出版社への就職、漫画部署への配属となりました。
そんな向後は上司に、
欠点ばかり指摘して新人が育たないことを注意されてしまいます。
しかし向後は、褒めるようなやり方は甘やかすだけだ、
そう言って意見を受け入れません。
それどころか、褒めるところがない、と言うと、
向後自身の感性が鈍いと言われてしまいます。
同僚にも、陰で編集が向いていないと笑われたりして、
向後はどんどん自己嫌悪に陥っていきます。
（これじゃ親父と一緒だ）
お酒に溺れながら、そう感じるのでした。
そんな中、向後の父親が亡くなり葬儀に参加することに。
父親の葬儀では誰も泣く人はおらず、もちろん向後もそのひとりでした。
葬儀の帰り際、いずれは自分も同じようになるのだろうと思う向後。
しかし、清美に出会ったことで、
清美の作品に触れ、向後は変わっていきます。
この日から、清美の作品との大恋愛が始まったのでした。
―――向後はあいこにそう話すと、
『誰かを尊敬するって大事なことだったんだよな』
『褒める度に跳ね返って、俺も幸せになっていく』
そう言って、向後は歩き続けます。
話を聞いたあいこは少し考えてから、
何も言わずに走り出し、清美の家へ向かうのでした。
―――清美の家に戻ってきたあいこは、アトリエに向かいます。
すると、アトリエからたまたま出てきた清美にばったり出くわすのでした。
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