鬼獄の夜90話/30巻ネタバレ！全巻無料・最新話まで読み放題の漫画アプリも解説

《ネタバレあらすじの内容！》

『エリカさん、早く治療してください！』 

灰原はエリカに、必死に頼みました。 

恭平は呼吸も浅く、脈も弱くなっていてぐったりとしています。 

エリカは驚いたように恭平を見つめてから、 

そこまで美空ちゃんの為に生きたい？、と聞きました。 

エリカには、そこまでして人を愛する気持ちが理解できないのです。 

『ねぇ、教えて？』 

エリカはそう言って自分の腕を噛みちぎると、 

ダラリと流れる血を、恭平の口に垂らしました。 

すると恭平の心臓が大きく脈打ったかと思うと、 

恭平は叫びだし、身体はビクンビクンと跳ね上がりました。 

恭平の異常な様子に、灰原は動揺しながらも声をかけ続けます。 

鬼化の薬の材料は、柴家の血なのではないかと思う灰原。 

暴れる恭平を必死に抑えながら、 

言う通りにしたのに鬼にするなんて、と言って灰原は唇を噛みしめます。 

『貴女はやり方は異常でも、良心はあると思ってました』 

『貴女は柴さん以上のエゴイストだ』 

灰原はそう言って、エリカを睨みつけました。 

エリカは何も言わずに、無表情で灰原を見つめたままです。 

すると突然、暴れていた恭平の動きが止まりました。 

灰原がすぐさま恭平を見ると… 

驚くことに、もう恭平の傷口は完全に塞がっているのです。 

どういうことなのか理解できない灰原が戸惑っていると、 

『確かに私はエゴイストだけど、生き物ってそういうものじゃない？』 

エリカは自分の血を舐めながら、そう言いました。 

なんとエリカが自分で嚙みちぎった傷口も、もう既に塞がっているのです。 

灰原はエリカに、貴女は人間なんですか？、と戸惑いながら聞きました。 

エリカは、ニヤリと不敵な笑みを浮かべるのでした。 

―――美空と柴のいる部屋では、ギシギシとベッドがきしむ音が響いていました。 

美空は声をあげずに必死に耐えていると、 

聞こえる？すごくびちゃびちゃだ、と言って柴は腰を動かします。 

『布越しでもアンタを感じるよ』 

柴はそう言って、下着の上から美空の陰部に腰を押し付けました。 

あの時、美空が負けてズボンを脱がされた後…

美空の番で柴の声をあげることができずに、また負けてしまいました。

そして再び、柴の番になってしまったのです。 

（完全にこいつのペースに飲まれてる！） 

美空はこのままじゃダメだと思い…

何か策を練ろうとしますが、焦れば焦るほど上手くいきません。 

すると柴が、一回楽にしてあげよう、と言って美空の陰部に指を入れました。 

柴は、2年前に刷り込まれているはずだ、と言って指を動かします。 

柴が指を動かしてすぐに、 

美空は抗う間もなく果ててしまいました。 

美空は息を切らしながら、悔しい気持ちを声に出します。 

『アンタ本当に可愛いね』 

『もうすぐアンタは僕のものだよ』 

柴はそう言って、美空のブラジャーを外しました。 

ただ脱がされていくだけの美空は、為す術もなく唇を噛みしめるのでした。 

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