鬼獄の夜80話/27巻ネタバレ！全巻無料・最新話まで読み放題の漫画アプリも解説

《ネタバレあらすじの内容！》

『やっと戻って来たわね、大拝殿に…』 

美空はそう言うと、集まっている開眼者たちを見降ろします。 

開眼者たちはみな頭巾とフンドシのみを着用していて、 

祭壇に向かって祈るように、手を合わせていました。 

灰原はここまで案内したエリカに、 

本当にこの場に柴が現れるのか尋ねます。 

会わせてあげるって約束したでしょ？、と言ってエリカは微笑みました。 

ついに柴が現れる、と思い眉をしかめる美空。 

（あんたの悪行…全部記録させてもらうわよ！！） 

美空は持ってきていたレコーダーのスイッチを入れました。 

するとその瞬間、開眼者がドラを大きく鳴らすと照明が消えました。 

『全ては主様のため、今宵の幸福者へ祝福を』 

大きな音が鳴る中、床下がゆっくりと上がり、 

鬼のような装いをした柴が、盛大に現れました。 

柴の姿が見えると、開眼者たちは一斉に歓声を上げました。 

美空は柴の姿を見ると、怒りでぐっと手に力が入ります。 

柴は、選別の儀の前に大切なゲストが来ている、と言い、 

『会いたかったよぉ、美空ちゃーん』 

とろんとした顔で美空を見て、手を伸ばしました。 

そんな柴を、美空は汚いものを見るような目で見降ろします。 

そしてすぐさま階段を下りていき、 

美空は柴の前へと立ちはだかりました。 

（晴馬の、沙織の、黄瀬君の…仇―――！） 

美空はそう思いながら柴を睨みつけます。 

そんなに僕に会いたかったの？、と柴が言うと、 

会って殺したくて仕方なかった、と美空は答えました。 

柴は睨みつける美空の目を見て、 

また顔を赤らめて、勃ちそうだ、と言いました。 

すると柴の態度に恭平が怒りを感じ、上から飛び降りてきます。 

その勢いのまま蹴り飛ばそうとすると、 

鷹介が柴を庇うようにして出てきて、そのまま恭平の蹴りを喰らいました。 

突然出てきた鷹介に恭平の動きが止まると、 

その隙に数人の開眼者たちが恭平を捕らえます。 

『アンタもなかなかどうしようもない男じゃないか』 

『7年も前に捨てられた分際で、病み上がりの彼女に金の無心とはみっともない』 

柴はニヤリと笑いながら、恭平に言い放ちました。 

どうして知っているのかと恭平が動揺していると、 

その間に灰原まで開眼者に捕まってしまいます。 

そして柴は、今度は灰原に、 

部屋まで連れて行って抱いてあげないのはどうかと思うよ？、と言いました。

柴がすべてを知っていることに美空が動揺していると、 

鷹介は美空を捕まえて、動かないようにナイフを突きつけました。 

（私たちはずっと、こいつの手のひらで踊らされてたの！？） 

美空は蒼ざめながら、そう思うのでした。 

・紙コミックスのレーベルは集英社のヤングジャンプ（青年漫画）

・電子コミックスのレーベルは集英社のマンガMee（少女漫画）

《マンガMeeアプリの特徴》

・最新話の更新が一番早い！

・漫画を全話無料で読むことが可能！