鬼獄の夜93話/31巻ネタバレ！全巻無料・最新話まで読み放題の漫画アプリも解説

《ネタバレあらすじの内容！》

『そんな挑発的なアンタも嫌いじゃないが…』 

スピーカーから、途切れ途切れに美空と柴の会話が聞こえてきます。 

すると、気を失っていた恭平がむくりと体を起こしました。 

そして恭平はふらつきながらも立ち上がると、 

突然エリカの胸ぐらを掴んで、柴の居場所を問いただそうとします。 

灰原はエリカに詰め寄る恭平を止めながら、 

恭平に体の異常はないかと尋ねました。 

恭平は痛みも疲れも全くなくなったと言い、 

思う存分柴を殴れると、怒りを表しながらこぶしを握ります。 

エリカの言う通りに、恭平が鬼にはなっていないことに安堵する灰原。 

そしてスピーカーが突然流れたことに考えを移し、 

これは美空が動いたという、合図だということを察しました。 

灰原は、早く美空の元に行かなければならないと思うも、 

まだエリカにも聞きたいことがある、と考えていると… 

『さっきの質問…どうして美空ちゃんの為にここまでできるの？』 

恭平に詰め寄られながら、エリカは静かにそう言います。 

すると恭平はエリカの胸ぐらを掴んだまま、 

『離れてつくづく分かった、美空の代わりはどこにもいねぇ』 

『だから死んでも他の男に渡したくねぇんだよ！』 

美空が突然いなくなってしまった昔のことを思い出しながら、そう言いました。 

恭平の言葉に、驚いたように目を見開くエリカ。 

スピーカーからは、行為がヒートアップしていく様子が聞こえてきます。 

それを聞いた恭平は焦ってエリカを突き離すと、 

あてもないまま、美空を助けに行こうと走り出しました。 

そんな恭平を追いかけようと、灰原も走り出しますが… 

エリカは灰原の手を掴んで引き止めると、 

お兄ちゃんには言わないで、と言って話を始めるのでした。 

―――その頃の美空たちのいる部屋では、柴の笑い声が響き渡っていました。 

『あーあ負けちゃった、最後の一枚はぬるくないね』 

柴はニヤリと笑ってそう言います。 

美空は息を切らしながら柴を睨むと、 

砂時計をすぐさま回転させてから、柴の顔を蹴り飛ばしました。 

その拍子に柴のメガネは飛んで、音をたてて割れてしまいます。 

（今までは撒き餌…刺し餌を入れるのはここから…！） 

美空はそう思いながら立ち上がり、座っている柴の局部に足を乗せました。 

そして足を乗せたまま、あんたって本当は寂しいんでしょ、と言います。 

子供の頃から、親と因習に搾取されていたことには同情すると言う美空。

しかし続けて、あんたは¨かわいそう¨、と言って蔑むように柴を見降ろしました。 

美空は足で柴の局部を押すように踏みつけながら、 

あんたのやってることは父親と同じよ、と言い放ちました。 

柴は目を見開いて美空を見ると、 

いい加減にしろ、と言って怒りをあらわにします。 

そして美空の足を掴み、乱暴に倒しました。 

柴が声を出したことで、美空はゲームに勝ったと指摘すると… 

アンタは調子に乗り過ぎた、と言って柴は美空の顔を掴むように口を塞ぎました。 

（かかった！！） 

美空は口を塞がれながらも、ニヤリと笑みを浮かべるのでした。 

・紙コミックスのレーベルは集英社のヤングジャンプ（青年漫画）

・電子コミックスのレーベルは集英社のマンガMee（少女漫画）

《マンガMeeアプリの特徴》

・最新話の更新が一番早い！

・漫画を全話無料で読むことが可能！