レンアイ漫画家3話/1巻ネタバレ！原作を読める漫画アプリ・無料で読む方法も解説

《ネタバレあらすじの内容！》

『み、見ちゃった…』 

清美の原稿を、勝手に見てしまったあいこ。 

原稿には、煌びやかな作風の絵が描いてあります。 

清美は原稿を奪い取ると、引き出しにしまってしまいます。 

それって少女漫画でしょ、と声をかけるあいこ。 

清美は答えずに、あいこを部屋から追い出しました。 

あいこは申し訳なさそうに清美に声をかけますが、無視されてしまうのでした。 

―――少女モーニング編集部。 

向後は大きなため息をついています。 

今月も乗り切ったことへの、安堵からのため息でした。 

そこへ編集部の女性が、「銀天」のファンレターを持ってきました。 

向後は女性にお礼を言い、 

そして清美の作品と出会った時のことを、思い返します。 

あれは、向後の人生を激変させた、清美の作品と出会ったときのこと…

―――『持ち込みは初めて？』 

当時23歳の向後は言います。 

当時１8歳の清美は、向後が話しかけても何も答えず俯いています。 

（だから漫画の部署なんて、嫌だったんだよ） 

清美の態度に困惑しながらも、原稿に目を通します。 

そして向後は、衝撃を受けたように清美を見るのです。 

『さ、最っ高…』 

向後はそう言うも、こんな言葉だけじゃ足らないくらいだと思います。 

清美は、当然、と当たり前のように言いました。 

そんな清美の態度が気になる向後ですが、最高には変わりない、と思います。 

向後は、すぐに次を書いて欲しい、と言うと、

清美は、用意していた分厚く重なった原稿を、机に置くのでした。 

この日から、清美に付きっきりとなった向後。 

清美は今も、ずっと誰にも会わず、アシスタントも使わずに描き続けています。 

向後は、そんな清美の作品を賞賛し続けてきたのです。 

―――そんな日々が経つこと、18年… 

「銀河天使」を描く作家の名前は、¨刈部眞理子¨と書かれています。 

刈部眞理子が男だと知っているのは、向後と編集長だけです。 

向後は、清美の作品の為ならなんだってする、と心を燃やすのでした。 

―――向後からのメールを確認するあいこ。 

件名に、ミッション１、と書かれたメール。 

内容は、細かく行動スケジュールが指示されています。 

本当にやるのか、とあいこは眉をしかめるのでした。 

―――清美は仕事部屋で、本を読んでいます。 

ページをめくるのではなく、破って床に捨てる独特な読み方をする清美。 

すると、レンに夜ご飯を買ってきたあいこがやってきました。 

騒がしいリビングに、清美が顔を出すと、

清美さんの分もあるよ、とあいこは言います。 

朝食べただろ、と言う清美。 

あいこは、ちゃんと食べなきゃ力が出ないよ、と答えました。 

清美は舌打ちをして立ち去ろうとすると、あいこがしつこく話しかけます。 

しかし清美は、愛想なくその場を後にするのでした。 

―――あいこは向後の指示通り、朝早くの電車を待っています。 

そして指示された、8両目の電車に乗り込みました。

（ここに乗ってくる誰かが、私の恋愛相手ってことかな） 

あいこは、ドキドキしながら車両を見渡します。 

しかし何事もなく、指示された駅で降りるあいこ。 

するとそこに、向後からの着信が入ります。 

今日はオッケーです、明日またお願いします 

向後はそう言って、通話を切ってしまいました。 

―――繰り返すこと、数日。 

同じ時刻の電車を待つあいこに、向後が話しかけます。 

あいこは、何も起こらないことを不審に思っていると、

準備がまだ整わなくて、と話す向後。 

栄養ドリンクをあいこに渡し、宥めました。 

あいこは今日も電車に乗り込み、向後に対して怒りを感じています。 

そんな中、ふと車両の広告が目に入りました。 

それが清美の作品だと、あいこは気付きます。 

すると突然、腹痛に襲われるあいこ。 

どんどん痛みが強まっていき、動揺します。 

向後に貰ったドリンクに、薬が入っていたのでは、と考えていると…

具合の悪そうなあいこに、男が声をかけました。 

（この、人！？） 

あいこは男の顔を見て、この男が恋愛相手なのでは、と思うのでした。 

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