レンアイ漫画家49話/5巻ネタバレ！原作を読める漫画アプリ・無料で読む方法も解説

《ネタバレあらすじの内容！》

―――少女モーニング編集部。 

『金條さんの新作、調子いいなあ』 

向後は原稿を見ながらそう言いました。 

向後は編集長になっていて、 

なによりかつらを被っているので、かなり雰囲気が変わっています。 

そんな向後は、清美のもとへ向かうために編集部を後にするのでした。 

―――撮影をしている美少女、麻央は仕事を終えるとすぐに帰り支度をします。 

受験生は忙しいんですよ、と言う麻央は高校生になっていました。

モデル業と学業の両立を器用にこなす麻央。 

そんな麻央が清美の家に行くと、門の前でばったりと向後に会いました。 

たわいない話をしてから家へと入ると、 

麻央は二階へと上がっていき、レンの部屋をノックします。 

しかし反応がないのでドアを開けると、 

散らかった部屋の中に、ヘッドホンを付けて作業をしているレンが居ました。 

麻央は何度も声をかけますが、 

気付いてもらえないので、レンの肩を叩きました。 

『なんだよ』 

びっくりしたレンは振り返り、ヘッドホンを外します。 

麻央はレンに頼まれていたケーブルを渡し、パソコンの画面を見ました。 

レンはアニメを作っていて、 

麻央はそんなレンに、大学へは行かないのかと聞きました。 

レンは何も答えずにまた作業に戻ると、 

麻央はレンのいれたコーヒーが飲みたいと騒ぎ出します。 

根負けしたレンはしぶしぶコーヒーをいれて、 

麻央とふたりで庭へと移動しました。 

庭にはカンガルーが静かに寝ころんでいて、 

もうおじいちゃんだもんね、と二人は話します。 

（あーあ、普通にしてればかっこいいのに） 

麻央は立っているレンを見て、そう思います。 

成長したレンは、どことなく清美に似ているのでした。 

レンくんがオタクになるなんて、と不服そうに麻央が言うと、 

オタクで何が悪い、とレンは答えました。 

そして麻央は、一緒に大学生活を送りたいとぼやきますが、 

レンは大学へいく気はない様子です。 

『やっぱおじさんと似てるね』 

麻央がそう言うと、レンは何も答えずにいるのでした。 

―――『引き取ってから、8年も経つんだもんね』 

向後はそう言って、独りでフルＣGのアニメを作ってしまうレンを褒めます。 

木に登ってた頃が懐かしいと付け加えると、 

今でも登ってるぞ、と清美は答えます。 

そして向後は、刈部くんは変わらないね、と言いました。 

『…あいこはどうしてる？』 

少し間を開けてから、清美はそう言います。 

ちょっとは気にしてるんだ、と驚きつつも、 

金條さんのとこで上手くやってるよ、と答える向後なのでした。 

―――『遅いわねあの子、もう原稿できてるっていうのに！！』 

これからパーティへ行かなければならないカレンは、 

そう愚痴をこぼしながら、あいこが来るのを待っています。 

あいこは葬儀屋を辞めて、 

カレンの担当編集になっていました。 

そこへやっとあいこがやってきて、原稿を確認するとすぐに帰っていきました。 

カレンは上着を着ながら、ふと考えます。 

（つかず離れずの2人） 

あいこと清美の関係について、 

ああいう関係もいいのかもね、と思うのでした。 

―――その頃、麻央は庭でカンガルーに餌をあげていました。 

あいこもたまに来るのかと尋ねると、レンは頷きました。 

おじさんとあいこさん、くっついちゃえばいいのにね、 

そう言われるとレンは、知らね、と言います。 

『あたしたちはこれからどうなってるのかな』 

麻央がそう言うとレンは、さぁね、と答えるのでした。 

―――そうなることもまだ知らない、現在… 

『ゴミじゃないってば！』 

引っ越すと伝えたはずが、清美に荷物を捨てられたあいこ。 

騒がしく言い合いをしながら、 

あいこは必死に家の中に荷物を入れようとするのでした。 

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