性別モナリザの君へ13話/3巻ネタバレ！漫画アプリで無料で読む方法も解説

《ネタバレあらすじの内容！》

ひなせはりつが昔から変わってないと思っていましたが、実際は違いました。 

変われていないのは自分だけだとひなせは知っていたはずなのです。 

－部室の陰に隠れていたひなせ。 

りつとしおりはとっくに大人になっていて、大人になれていないのは自分だけだと 

当の昔にひなせは受け入れているはずでした。 

りつの女性としての体を目の当たりにして動揺が隠せないひなせ。 

普通じゃないのは性別をもたないひなせの方なので、 

りつと帰る時も普通にしなければとひなせは自分に言い聞かせました。 

そうしないとひなせはりつまでしおりの様に自分から離れていく気がしたのでした。 

－昇降口前でりつを待つひなせ。 

そこへ帰る支度ができたりつがやってきました。 

りつはひなせを長く待たせたことを謝りました。 

急いでいる時に限って蛍光灯が切れ、替えも無くて大変だったと愚痴をこぼすりつに 

大変だったねと何食わぬ顔でひなせは答えました。 

しかし、りつにはひなせがいつもと違うように見えました。 

ひなせの様子を伺うりつに対して、ひなせは手を繋いで帰ろうと提案しました。 

いきなりの提案に驚くりつですが、嬉しそうに手を繋ぐと答えました。 

その時りつは自分の靴紐がほどけていたのに気づき、結ぶためにしゃがむと 

りつの前に立っていたひなせにりつの谷間が見えてしまい、ひなせは動揺します。 

ひなせの様子のおかしく顔色が悪いと心配するりつ。 

ひなせは夕焼けのせいと言い、二人は手を繋ぎました。 

－りつと手を繋いで前を歩くひなせ。 

りつの手は柔らかくて触り心地がいいと感じるひなせでしたが、 

おもわず繋いでいる手に、汗をかいてしまいます。 

その時、りつが止まり体が後ろに引っ張られたひなせは、りつの方を振り返りました。 

りつは手を離して、やっぱりひなせの様子がおかしいと言いました。 

普通だと返すひなせ。 

いつもより速足で、手は冷えていて、無言で歩くひなせに 

何か無理しているとりつは感じたのでした。 

それでもひなせは普通だよと言いながらも考えていることがありました。 

こんな態度ではりつにも嫌われてしまうこと。 

誰かの特別になることなんて自分には無いと思っていたこと。 

好きと言ってくれたふたりがひなせも好きなこと。 

色々と考えているひなせは足がふらつき倒れそうになりましたが、りつが支えました。 

しかし、ひなせを支えるために近づいたりつの胸元が見えそうになり 

ひなせは離してとりつを拒否してしまいます。 

戸惑いながらも謝るりつ。 

りつのことが嫌ではなく好きなのに、とりつに説明するひなせですが、 

内心ではりつとしおりと触れ合うことがとても気持ち悪いと思ってしまうのでした。 

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