レンアイ漫画家27話/3巻ネタバレ！原作を読める漫画アプリ・無料で読む方法も解説

《ネタバレあらすじの内容！》

『この人は私が入れたのよ、刈部くん』 

あいこの姉がそう言うと、カレンは呆然とします。 

刈部、くん？、と混乱したカレンはその名前を聞き、考えを整理し始めました。 

この状況を隠れてみていた向後は、 

清美が眞理子だとばれていないかひやひやとしています。 

呆然としたカレンは我に返り、 

姉に、¨刈部眞理子¨かと確認を取りました。 

いいえ、と答える姉。 

カレンは清美を見て、 

（刈部眞理子のお兄さんかもしれない） 

そう思い、似顔絵を描いた人を探していると清美に絵を見せました。 

清美が、俺の絵だ、と言うと、 

カレンは膝から崩れ落ちてしまいます。 

清美は構わずに絵を奪い取ると、 

出ていけ、と一言いって立ち去っていきました。 

カレンは自分がイメージしていたお姉さまではなく、 

むしろ男だったことに相当なショックを受けて大泣きしてしまいます。 

そこへあいこがやってきて向後に声をかけると、 

泣き声が聞こえるのでその場に見向かいました。 

あいこは何故か姉がいることに驚くものの、 

カレンもいるので状況が読めていません。 

泣きながらカレンはあいこに、 

やっぱり刈部眞理子と繋がっていたのね、と言いました。 

あいこはさらっと清美のことを話してしまい、向後にどつかれてしまいます。 

すると向後は突然カレンに向けて土下座をすると、 

『どうか頼みます、黙っていてください』 

男であることを世間に知られぬように、必死に懇願しました。 

カレンは何も言わずに、向後を見つめているのでした。 

―――リビングで、あいこと向後は考え込んでいました。 

先にあいこが口を開くと、 

姉にはここに来ないようによく言いました、と話しました。 

向後はあいこを無視して、必死にスマホを見続けています。 

あいこは申し訳なさそうにしてフォローの言葉を入れますが、 

事の重大さを感じ取り、何も言えなくなりました。 

そんな中、何も知らない清美は原稿を描き続けているのでした。 

―――カレンは仕事の打ち合わせを終えて、タクシーに乗り込みました。 

打ち合わせにいた人たちは見送りながら、 

カレンにいつもの元気がなかったことを心配しています。 

車の中では、担当もカレンを心配して声をかけていました。 

カレンは刈部眞理子について話そうとしますが、 

やっぱり口に出すのを止めて、涙を拭うのでした。 

―――向後は呆然とSNSを見つめています。 

なんと、清美が男であることが流出していて、 

向後は頭から倒れこんでしまいました。 

（刈部くんの気を乱さないでくれ） 

向後はそう思うと、ハッと目を覚ましました。 

清美の正体が世間にばれたのは、向後の悪夢だったのです。 

夢で安心した向後は、カレンの担当を見ると、 

担当者にも変わりがないようで、ほっとするのでした。 

―――徹夜明けで疲れ切ったあいこが帰宅すると、 

そこには姉がご飯を用意して待っていました。 

あいこは着替えないままベッドに倒れ込み、 

いつまでいるのかと姉に聞きました。 

すると姉はそれには答えずに、 

『刈部くん、いいと思うわよ』 

そう言うと、あいこはイラっとします。 

あいこは、清美をいいと思う理由が分からずにいると、 

あの人は真っ直ぐ、と姉は言いました。 

自分の漫画にだけでしょ、とあいこが笑って言うと、 

『そばにいなくなってからじゃ遅いのよ』 

姉はあいこを見てそう言います。 

この時の姉の言葉が、のちのあいこにとって、 

痛いほど身に染みようとは思ってもみなかったのでした。 

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