私たちはどうかしている｜漫画18話/4巻ネタバレ！茶会の落とし文

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説！》

椿と七桜は茶会の会場の訪れます。

七桜は椿と大旦那の過去を知り、複雑な想いに駆られていました。

（椿はママに、濡れ衣を着せた。憎んでいたはずなのに、椿のことを知れば知るほど、自分がどうしたいのか分からなくなるー）

そして、茶会がもうすぐ始まろうという時間になりました。しかし大旦那の姿がありません。

七桜が大旦那を探しに行くと大旦那は廊下で壁にもたれかかっていました。体調が悪そうです。

七桜は手を差し出しますが大旦那は、馴れ馴れしく触るな、とその手を振り払い、こう言いました。

『お前は椿のどこが好きなんだ。どうせ光月庵の名に目がくらんだんだろう。それとも家に縛られる椿がかわいそうとでも？お前も裏切られるぞ、あの嘘つきに。』

その場に駆けつけた椿は、悔しそう。七桜は大旦那を凝視して逡巡します。

（そうなの？私は椿の話を聞いて…）

そうして七桜は口を開きました。

『違う。バカだな…って思ったんです。椿さんはいまでも御菓子を作り続けてる。いつでも手放せたのに。やめてしまったほうが楽になれるかもしれないのに。好きなんです、バカみたいに。お菓子のこと好きで、純粋な人なんです』

純粋な人なんですー。七桜の言葉に聞き入り、椿は瞠目します。

そして、椿は大旦那に近づき、大旦那の身体を支えながら茶会の席へ案内するのでした。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説！》

無事に茶会が始まりました。

その様子を見て安心する七桜を、椿は後ろからそっと抱きしめます。椿の手は震えていました。

椿『すこしだけ、落ち着くまで待ってくれ。今日は、ずっと緊張してる。こんなの初めてだ。今日は…茶会をどうしても成功させたい』

七桜は力強く語ります。

七桜『大丈夫。今日は一人じゃないんだから。バカが二人もいるんだから。絶対、大丈夫。』

椿は安心したように、そうだな、と頷きました。

そこへ茶会の主催者である亭主が現れます。御菓子の確認よろしいですか、と言い菓子箱を開けました。

美しい「落とし文」を見て、亭主は満足そうです。しかし、ふと菓子が足りないと言ってきました。

小豆アレルギーの子供がいるので、ひとつ別の菓子を用意してほしいと電話を入れたはずなのですが。

七桜は、どうしよう…と戸惑います。しかし椿は『時間までには必ず用意します』と亭主に謝罪し、落雁を作ることを思い立つのでした。

一方、茶会の席では、大旦那の隣に、ひとりの男性の姿がありました。

その男性は多喜川薫。七桜に母親からの手紙を手渡した、あの男性でした。