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私たちはどうかしている|漫画28話/6巻ネタバレ!椿と七桜の夕子訪問とキス(6回目)

漫画『私たちはどうかしている』は、講談社の女性漫画誌『BE・LOVE』で連載している『安藤なつ』による人気作品です。

この記事では、漫画の第6巻に収められている第28話のネタバレあらすじを書いていきます。

他の話数のネタバレあらすじはこちらをクリックしてご覧ください。

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私たちはどうかしている|漫画28話/6巻ネタバレあらすじ

漫画『私たちはどうかしている』の第28話タイトルは『決意』。

直前話のネタバレあらすじはこちら

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

光月庵の椿の自室でー。

城島は椿に、職人として光月庵にしばらく置いて欲しい、と頭を下げていました。

いつか借金は返す、しまやのわらび餅はいつか必ず自分のものにする、と話します。

そうして城島が部屋を出ていき、たまたまやってきた七桜とすれ違いました。

七桜は椿から、城島が解雇されていないと聞き、嬉しそう。そんな七桜を見て椿は念を押しました。

『おまえな、あんまりすきをみせるなよ』

そして、結婚式の招待状のチェックを始めました。

七桜と椿は催事が終わってからというもの、結婚式の準備に明け暮れていました。

七桜は、椿にちゃんと話をしなければー。と思っていましたが、なかなか言い出すことができません。

椿が、結婚式に招待するのは母親だけでいいのか、と聞かれ、七桜は押し黙ってしまいました。

七桜が、母親を呼ばなくていいと言うと、椿は怪訝そう。店を早めに切り上げて、挨拶に行こうと言い出しました。

連絡先を教えてくれと言われ、七桜は仕方なく夕子の呑み屋の名刺を渡すのでした。

七桜は椿に

自分が「さくら」であること、

夕子は母親ではないこと、

をいまだに隠し続けています。

七桜は椿と夕子の呑み屋に挨拶に行くことになり

まだ夕子が自分の母親を装ってくれるだろうかー。

と心配になるのでした。

続きのネタバレをどうぞ。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

椿と七桜は夕子の呑み屋を訪れました。

椿が夕子に持参した手土産の和菓子は「葛桜」です。夕子は葛桜を食べて感心しています。

そこへ椿が『お義母さんにも出席していただきたいと思いまして』と招待状を渡すと夕子の表情が曇りました。

夕子は椿に言いました。

『あー、悪いけど私、行けないわ』

なぜ?と椿は聞き返し、夕子は気まずそう。

夕子の脳裏に女将がよぎりました。こんな呑み屋を潰すくらい、わけないのよー。そう脅しにきた女将の顔が忘れられません。

(これ以上は、かかわりたくないんだよ)

夕子は椿との会話に窮してしまい、本当のことを言いかけました。

『悪いけど、私はその子のほんとうのー…』

七桜は慌てて、ふたりの会話に割って入りました。

『お…お母さん!もしかして気にしてるの?昔けんかしたときに私が結婚式に来てほしくないって言ったこと…』

夕子は七桜の意図を察して、気まずそうに会話を合わせました。

『ま…まぁ、なんというかさ。そうだね、私には資格がないからさ。母親らしいこと全然してこなかったし。』

そして「葛桜」に添えられた葉を示してこう言いました。

『ほら、この葉っぱと同じだよ。式にはいらない存在』

椿も七桜も黙ってしまいます。しかし椿は何かを考え、こう切り出しました。

『でも葛桜はこの葉っぱがあるから「桜」なんです。』

椿は七桜と初めて対面した時のことを話し出しました。あのとき七桜が茶会で出した結婚祝いの和菓子は「葉桜」でした。

七桜が「葉桜」に込めた思いは「月日を重ねても末永く幸せに」。

椿は七桜が込めた「葉桜」の意味を聞きこう感じていたのです。

(俺の中には一滴もなかったものー。)

椿は夕子に言いました。

『うちの家族は複雑で、私には家族は敵だという感情しかなかったんです。だから特別に思えたんです。葉桜にそんな想いをこめた七桜さんのことを』

(たぶんあのときから無意識に、俺は七桜に惹かれていたー。)

『そんな七桜さんを育ててくれたのはお義母さんです。七桜さんの晴れ姿を見てやってくれないでしょうか。』

七桜は、椿が夕子に『どうかお願いします』と頭を下げる姿を見て、胸が熱くなりました。

七桜は椿が挨拶に来たのは礼儀や体裁を気にしてのことだと思っていました。

しかし、椿がここに来たのは礼儀のためでも体裁のためでもなく、七桜のためだったのです。

七桜は嬉しさと同時に、ますます複雑な気持ちにさいなまれます。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

椿は、七桜と夕子に気を遣い、親子水いらずの話もあるだろうから、と先に帰っていきました。

椿が居なくなり、七桜は夕子に謝りました。

夕子は椿の言葉に心を動かされ、どうにも困った表情です。

夕子は七桜が抱える事情に深入りしようとはしませんが、七桜を心配し『どうするの?さらに嘘を重ねて…』と聞いてきました。

と、そのときー。七桜は吐き気をもよおしました。地面にうずくまる七桜をみて、夕子は妊娠を察知したようですが、慌てて七桜が口止めしてきました。

七桜『お願いします、夕子さん。椿にはまだ言わないでください』

夕子『どうして…おめでたい話じゃないか。あの人と夫婦になるんだろ?』

ふいに言われて七桜の目から涙がこぼれました。

(椿が好き。でもママは?そんな気持ち許してくれるの?思い浮かべるママの顔が悲しげでー。)

泣き始める七桜を見て、驚いた夕子が慌ててなだめます。

七桜『すみません…私。いちばん喜んで欲しい人が祝ってくれない気がして。私が椿さんと結ばれることを望んでいないんじゃないかって…』

夕子『詳しい事情は知らないけどさ。その人はあんたのこと大事に思ってるんだよね。だったら絶対あんたの幸せを望んでるよ』

夕子は、ぐしゃぐしゃと頭を掻き、結婚式の参加を覚悟したようです。

『あーもう、かかわらないことにしたってのに。ちゃんと幸せになるんだよ。お腹の子のためにも。』

七桜は夕子の言葉を反芻し、心のなかで母親に呼びかけました。

(ママ、そうなの?許してくれる?私のこと。私、幸せになってもいいかな…。椿のそばにいてもいい?)

七桜が光月庵に戻ると、椿は『泊まってくるんじゃなかったのか』と心配そう。

七桜は頬を赤く染め『椿さんの顔が見たくなって』と言いました。

(この人を信じて、私の正体を打ち明けよう)

椿は『雪でも降るんじゃないか』と冗談を言いますが

そのまま七桜の頬を寄せ、そっと口づけをするのでした。

夕子の言葉で勇気づけられた七桜。

椿と幸せになろう、と決意し、真実を打ち明けようと決心します。

このまま、椿に真実を打ち明けるのでしょうか?

続きのネタバレあらすじはこちら

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漫画『私たちはどうかしている』は、講談社の女性漫画誌『BE・LOVE』で連載している『安藤なつ』による人気作品です。

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