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私たちはどうかしている|漫画25話/5巻ネタバレ!七桜の妊娠発覚

漫画『私たちはどうかしている』は、講談社の女性漫画誌『BE・LOVE』で連載している『安藤なつ』による人気作品です。

この記事では、漫画の第5巻に収められている第25話のネタバレあらすじを書いていきます。

他の話数のネタバレあらすじはこちらをクリックしてご覧ください。

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私たちはどうかしている|漫画25話/5巻ネタバレあらすじ

漫画『私たちはどうかしている』の第25話タイトルは『兆し』。

直前話のネタバレあらすじはこちら

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

七桜は相変わらず厨房にいて、わらび餅の試作に励んでいました。

城島は、七桜の疲れを感じ取り『七桜さん、顔色よくないですよ。寝てないんじゃないですか』と声をかけました。

七桜は、大丈夫…と言いますが、作業中に立ちくらみを起こしてしまいます。

目がくらんで倒れそうになる七桜を、とっさに支えたのはー。椿でした。

椿は七桜を抱き起こすと『…ほんとバカだな』と呟き、去ってしまいました。

七桜は思います。

(椿の言いたいことは分かってる。こんなことしても無意味だって。でも、私が城島くんのためにできることは…これしか思いつかない)

七桜は何日も作業を続けます。そして1週間後ー。

厨房で七桜のわらび餅を食べた城島は、固まってしまいました。どう?と七桜に聞かれ…城島は逡巡しました。

城島『…近いです。限りなく』

(というか、ほとんどー…。)

七桜『火を弱めるのが早いかなと思ったんだけど…そこ注意してみる』

(どうして…オレも親父のわらび餅を再現しようと何度も作った)

七桜『火加減にコツがあるみたい。完成したら城島くんにも作ってもらえると思う。そしたら店を開けて、いつか夢を叶えてね』

(どうして…できるわけ、できるわけない)

城島は、語気を強めて吐き捨てました。

城島『やめてもらえませんか。本気で思ってるわけじゃないですから。夢を叶えたいなんて…それは七桜さんのほうじゃないですか?オレに押し付けるなよ!』

七桜は、困ったように笑って言いました。

七桜『だよね…。やっぱり言われちゃったか…』

七桜は、城島の小さくても温かい和菓子屋の夢を叶えてほしいと思っていました。

それは、七桜自身の夢だったからです。

城島の夢に自分の夢を重ね、城島を放っておけないと頑張りますが

それは所詮、七桜のひとりよがりだったのです。

(でも、城島に七桜の思いは十分伝わったんじゃないかな)

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

城島は、ふたたび母親の昭子の病室を訪れました。

昭子はベッドの上で1枚の紙を食い入るように見ています。城島が怪訝に思い、その紙を覗き込むと、それはなんと完済証明書でした。

借金が返済されている…いったい誰が。城島はハッとして、椿のもとへ急ぎました。

光月庵の部屋でー。

城島は、椿に完済証明書を叩きつけ『なんの真似だ!』と詰め寄ります。七桜はたまたま廊下から、ふたりの会話を聞いていました。

城島は『あんたから施しを受けたくないって言ってるんだ』と語気を強めると、椿は言いました。

椿『俺も施しをしたつもりはない。それは報酬だ。音羽百貨店の催事に、あのわらび餅を出す。その売上を本来の持ち主のお前に前払いしただけだ』

城島『出すって…まだ完成もしてないのに?』

椿『今はな。でも七桜が必ず作り上げる』

廊下で会話を聞いていた七桜は、ハッとした表情。

椿『3年前の四越の催事で、見本として出された「しまや」のわらび餅を食べた。嫉妬する逸品だった。それだけは覚えてる』

城島『よく言うな。あんなことしといて』

椿は、それには答えず、何も言い返すつもりはないようです。城島は続けます。

城島『とにかくあんたの金は受け取らない』

椿『金のために、女将の犬にはなるのか?』

七桜は事情を測りかね、じっと聞き入っています。城島は続けます。

城島『あんたこそ、七桜さんに言えよ。「しまや」はとっくに潰れてて何やっても意味ないんだ。傷つけたくないのがバレバレなんだよ』

七桜は瞠目します。

城島が部屋を出ていき、そして次に椿が部屋を出てきて、七桜は椿と目を合わせました。

七桜は気まずそうに、椿にたずねます。

七桜『なんなの?音羽百貨店の催事って…』

すると椿は、何かを考え、七桜に言いました。

椿『ちょうどいまから下見に行くところだ。来たかったらついてくればいい。』

七桜は、椿と城島の会話を立ち聞きしてしまいました。

しまやが潰れていたこと、しまやの借金を椿が返済したこと。

そして、城島のためにと作っていたわらび餅が催事に出されると知り、いったい何のことなのか…と怪訝に思うのです。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

椿と七桜は、音羽百貨店の七夕フェアの下見に訪れました。

ふたりが屋上で七夕飾りを眺めていると、百貨店のスタッフがふたりに声をかけ飾りを手渡します。

『よかったらどうぞー。願い事を書いて、つるしてください。お名前だけでも構いませんよ』

(願い事…まえは迷わず「ママの真相を知りたい」だった。でも今は…)

七桜は結局、願い事を書けませんでした。椿が話しかけてきます。

『まだ変わらないのか。「小さくても、夫婦ふたりで店をやりたい」』

七桜はうつむきながら答えます。

『椿さんにはくだらないことなんだろうけど…私には…』

すると椿は言いました。

『やりたいなら、信じて叶えればいい。』

七桜は驚いて、椿を見つめました。椿は続けます。

『美味しいと思ったら、どんな餡でも炊き上げる。俺や大旦那にも向かっていける。俺の助けや許しなんていらないだろ。一緒じゃなくたって自分の力でやりとげる。そういう女だ、俺が惚れる女は。』

七桜には返す言葉が見つかりませんでした。

(信じて叶えればいい。…私の欲しかった言葉を、椿がくれるなんてー。)

そこへ『椿さん!?いらしてたんですか?』と女性が話しかけてきます。その女性は光月庵に催事を依頼した松原さんでした。

椿は松原に七桜を紹介し、七桜と松原は、はじめましてと挨拶を交わします。

椿がゴミを捨ててくると言って、その場を離れると、松原は気まずそうに七桜に『もしかして邪魔しちゃいました?』と謝ってきました。

松原から香水の香りが漂ってきて、ふと七桜は気持ち悪さを覚えます。

うっ…と口を抑え、その場にしゃがみ込んでしまいました。

松原は『七桜さん?大丈夫ですか?』と心配そう。

しかし次の瞬間、勘のきく松原は『七桜さん、もしかして!おめでたですか?』と聞いてくるのでした。

小さくても夫婦ふたりで店をやりたい、という七桜の夢。

信じて叶えればいい。という椿の言葉は、たしかに嬉しいのですが。

(でも、椿と一緒はムリなの?と思っちゃいますよね)

そして、なんと七桜は椿の子供を妊娠してしまいました。

この先、どうなってしまうのでしょうか?

続きのネタバレあらすじはこちら

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私たちはどうかしている|原作漫画の巻数・話数は?

漫画『私たちはどうかしている』は、講談社の女性漫画誌『BE・LOVE』で連載している『安藤なつ』による人気作品です。

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