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私たちはどうかしている|漫画33話/7巻ネタバレ!女将の不倫相手と遺言書

漫画『私たちはどうかしている』は、講談社の女性漫画誌『BE・LOVE』で連載している『安藤なつ』による人気作品です。

この記事では、漫画の第7巻に収められている第33話のネタバレあらすじを書いていきます。

他の話数のネタバレあらすじはこちらをクリックしてご覧ください。

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私たちはどうかしている|漫画33話/7巻ネタバレあらすじ

漫画『私たちはどうかしている』の第33話タイトルは『夕ざりの茶事』。

直前話のネタバレあらすじはこちら

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

ーここは光月庵の大部屋。

大旦那は弁護士と遺言書を作成していました。

『すべての財産を高月椿に相続させる。ただし、高月家の血を引く孫が現れた場合、その孫がすべての財産を相続する』

完璧な遺言書だ…と大旦那は安堵した表情をしています。

しかし、女将が遺言書のことを聞きつけて大部屋に怒鳴り込んできました。

女将は、光月庵を相続するのは椿だけだ、と主張します。

しかし、大旦那は一切聞き入れようとはせず、女将は真っ青になりました。

ーそして茶会当日。

光月庵は、茶会の準備や接客で大忙しです。茶会には、栞や多喜川の姿もありました。

椿は厨房で夕顔の御菓子を作っています。夕顔の御菓子を見て、七桜は微笑み『きれい…』と呟きました。

椿はふと七桜に『おまえが作った蛍の上生…』と呟き何かを言いかけますが、すぐに『…いや、なんでもない』と口をつぐんでしまいました。

椿が山口に呼ばれ厨房を出ていくと、七桜は椿の夕顔の御菓子を見つめて、こう思うのでした。

(目に焼き付けておきたい。椿の作る御菓子は全部ー。)

蛍の上生は、以前に七桜が大旦那の茶会用に考案した御菓子です。

漫画30話で、大旦那に試食してもらっています。

このとき大旦那は、七桜の作った御菓子を口にして、驚いて椿に聞きました。

『この上生。だれが作ったんだ?この味…どこかで食べた気がする。むかしー』

椿は、このときの大旦那の表情を見て、ハッとします。

このときの大旦那の表情は、かつて「さくら」がつくった御菓子を食べたときの表情と瓜二つだったのです。

七桜が「さくら」なのではないか、という思いがふたたび椿によぎったわけですが、椿はそれを七桜に確かめる覚悟ができません。

茶会当日のこのときも、椿は七桜に何かを言いかけますが、結局口をつぐんでしましました。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

茶会が進行するなか、大旦那の部屋でー。

女将は薄暗がりのなか、こそこそと遺言書を探していました。

そこへ大旦那が現れます。大旦那は右手にろうそくの火をともし、左手には遺言書を持っていました。

大旦那は『あいかわらず油断ならない女だ』と呟き、女将を睨みつけて、話し始めました。

『…こんな夜だったな。私が初めておまえに疑惑を抱いたのも…』

むかしー。大旦那が茶会から帰ってきて、庭を歩いていたときのこと。

大旦那は見てしまいます。女将が別の男性と口づけを交わしているところを。

(相手の男が樹じゃないと気づいたとき、私は初めて人が獣に見えたー。)

大旦那は女将に言いました。

『なぁ、椿は似ているんだろう。その男にー

女将はその問いには答えず、大旦那に掴みかかり、叫びました。

『その遺言書を渡してください!』

大旦那も声を荒げます。

『どうして裏切った!25年前、おまえをこの家の嫁に迎えてやったのは私だぞ!』

女将は大旦那から罵られ、言い返します。

『私をそうさせたのは誰ですか!私は希望に満ち溢れていた。樹さんのために尽くそうと心に誓っていた。なのに樹さんは一度も私を愛してくれず、触れることすらも…』

大旦那は瞠目します。

『やはり…椿は…どうして』

女将は薄ら笑います。

『お義父さまだって。調べようとしなかったのは椿が本当の孫じゃないと分かったら困るからでしょう?』

女将は大旦那の持つ遺言書を掴み叫びました。

『どうして私から何もかも奪おうとするんですか!これだけは渡さない!絶対に!!』

女将と大旦那はもみ合いになり、女将は強引に遺言書を奪い取りました。

大旦那は床に押し倒され、そのはずみで卓子の角に頭をぶつけてしまい、気を失ってしまいます。

そして…なんと大旦那の頭からは血が流れていまいた。女将は一瞬ハッとしますが、大旦那を助けることなく部屋を出ていってしまいました。

このとき大旦那が右手に持っていたろうそくの火が、和室に燃え広がるのも気づかずにー。

女将は、大旦那ともみ合いのすえ、遺言書を奪い取りました。

大旦那は出血し、自室で倒れたままです。

ろうそくの火が燃え広がり、まもなく火事が起こります。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

厨房にいた七桜はハッとします。なにかイヤな予感がしてなりません。

七桜は茶室に大旦那を呼びに行きますが、大旦那の姿はありません。

(茶室に大旦那さまがいない。ここで準備をしているはずなのに…)

茶会の日に、大旦那は息子を弔うため奥の母屋の鍵を開けるー。

そう思い出した七桜は、大旦那は母屋にいるかもしれないと思い立ち、母屋に向かいました。

七桜が廊下を進むと、母屋に続く扉の鍵が開いています。七桜はゴクリと息をのみ、扉の先へと進みました。

そして、かつての旦那さまの部屋に灯りがついていることに気づきます。

七桜が中を覗くと、女将が居て、男性用の着物を愛おしそうに抱きしめていました。

ここでついに、七桜は女将と対決することになります。

一方、大旦那の部屋の火は燃え広がり…

しだいに光月庵の屋敷は大火事になっていくのです。

続きのネタバレあらすじはこちら

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私たちはどうかしている|原作漫画の巻数・話数は?

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