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私たちはどうかしている|漫画40話/8巻ネタバレ!女将の犯行動機とアリバイ

漫画『私たちはどうかしている』は、講談社の女性漫画誌『BE・LOVE』で連載している『安藤なつ』による人気作品です。

この記事では、漫画の第8巻に収められている第40話のネタバレあらすじを書いていきます。

他の話数のネタバレあらすじはこちらをクリックしてご覧ください。

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私たちはどうかしている|漫画40話/8巻ネタバレあらすじ

漫画『私たちはどうかしている』の第40話タイトルは『花がすみ』。

直前話のネタバレあらすじはこちら

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

栞は七桜の腕を掴んでいました。七桜は驚いた様子で栞を見つめます。

そしてー。七桜と栞は、近くの店で、お茶をすることになりました。

栞は七桜に、いままでどうしていたのか、と尋ねます。七桜は答えました。

東京のお店で修行していたこと。そして3ヶ月前にやっと自分のお店を持てるようになり、金沢に戻ってきたこと。

自分のことを話し終わると、こんどは七桜が、栞さんはどうしてるんですか?と聞き返します。栞は答えました。

結婚の話はなくなったこと。そして、今は光月庵で働かせてもらっていること。

七桜は驚き『栞さんが看板娘なら客さんも喜びそう』とにっこり笑いました。栞は動揺します。

(どうして?七桜さんはどうして笑顔でいられるの?椿さんのことも…もう何とも思ってないような…)

栞は少しためらいながらも七桜に尋ねました。

『七桜さんのお店…市内ってことは光月庵からも近いですよね。気にならないんですか?お客さまの奪い合いとか…』

七桜はにっこり笑って、気にならないですよ、と言います。

七桜は、むかし自分が光月庵に持っていった「新月」の羊羹の話を始め、そして最後にこう言いました。

『いまの光月庵はまさにそんな感じ。暗闇でなにも見えていない。いまの御菓子。椿さんはほとんど作ってないですよね』

栞は固まってしまいます。

『それは…店主の代わりになって帳簿の仕事が多いし、お得意さまの挨拶回りもあってお忙しいから…』

しかし七桜は続けます。

『いちばん美しくて美味しい御菓子を出す。それ以上に大事なことってあるんですか?作れるのに作らない。店の名前にあぐらをかいてお客さまを甘く見てる。そんな店に負ける気しないから』

栞はガタンと席を立ち、七桜を見つめて言いました。

『そんなことないです。光月庵は立派な…誇れるお店です。ー…っ、お代は置いていきます。』

栞は七桜にお辞儀をして去っていきました。七桜は席に座ったまま呟きました。

『誇れる店…ずっと一途に想い続けてるなんて…すごいね…栞さん…』

七桜がむかし光月庵に持っていった「新月」の羊羹とは

七桜が、椿と栞の結婚式の席に持参した御菓子です。

(漫画の3話で描かれています。)

はじめのころ、椿に『俺と結婚しない?』と持ちかけられ、『本気なら来い。手土産もな』と言われて、七桜が持参した御菓子が新月の羊羹でした。

七桜は当時、新月の羊羹にこんな想いを込めていました。

光月庵は特別ではない。月がなくても、つまり、「光月」庵がなくても、和菓子の世界は美しいのだ、と。

(当時の七桜は椿に『光月庵は特別ではない』という挑戦状を突きつけたのですね!)

そのときのことを七桜はふたたび思い出すのでした。

それでは、続きのネタバレをどうぞ。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

ー光月庵で。

椿は、記者の高橋との会話を思い出していました。

高橋『18年前、光月庵の若旦那が何者かに刺されて亡くなった。その若旦那には妻のほかに女の影があった。それに逆上した女将が夫をグサリ。そんな真相があったら…結構スリルある記事になると思うんですよね』

椿『あの事件には容疑者がいたんですよ』

高橋『ええ、職人の女性。でも、それが間違いだったら?』

椿『…そこまで調べてるなら、知ってるでしょう。女将にはアリバイがある』

椿は店頭で接客をしている女将を見やりました。

(そうだ。あの夜、女将はお父さまの部屋には行っていない。それは俺がいちばんよく知っている。どうして…なんでいまさら、そんな話が出てくるんだー?)

事件当日の女将にはアリバイがある、ということが判明しました。

女将のアリバイが本当であれば、旦那さまを殺した犯人は別に居るということになります。

女将のアリバイの内容とは?

女将のアリバイについては45話で明かされています。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

ー花がすみの店内で。

多喜川が、珈琲を片手に穏やか表情で、本を読んでいます。そこへ七桜が帰ってきました。

突然の雨に襲われたようで、七桜はずぶ濡れです。慌てた多喜川は七桜にタオルをかぶせました。

七桜は、栞に会った、と多喜川に話します。

七桜は下をうつむいたまま言いました。

『突然だったから、ちょっと動揺しちゃって…余計なこと言ったかもしれない。でも大丈夫。私と会ったこと、栞さんは椿に言わないと思うから』

多喜川は七桜が泣いていると思って抱き寄せますが、七桜は泣いているわけではありませんでした。

『あれ?七桜ちゃん泣いてるんじゃないんだ。なぁんだ、せっかくボクの出番がやってきたと思ったのになー』

多喜川は冗談めかして言うと、七桜は多喜川を押しやり呟きます。

『泣くわけない。私がどんな想いをしてきたか。多喜川さんがいちばんよく知ってるでしょ』

多喜川は黙って七桜の言葉に耳を傾けるのでした。

ーそして栞と再会を果たした3日後。

五月雨亭の選定会で、花がすみの御菓子が選ばれました。

女将は、光月庵の御菓子が選ばれなかったと知り、手を震わせ動揺します。

椿は淡々と言いました。

『もう決まったことです。でもまだ五月雨亭主催の新春園遊会の御菓子は決まってない。来週その選定会がある。その御菓子は俺が作ります』

一方、五月雨亭主催の新春園遊会の話は、花がすみにいる七桜のもとにも届いていました。

七桜は電話越しに何やら話をしています。

『新春園遊会ですか?もちろん、そちらも参加させていただきます』

そしてー。

『…え?光月庵の若旦那が?…そうですか。』

どうやら新春園遊会に椿が御菓子を出すことを知った様子。

新春園遊会の御菓子のテーマは、なんと「月」でした。

七桜は、電話に応じながら、心の中で呟きました。

『ええ、楽しみにしていると伝えてください。』

(譲れないものがある。人には些細なことかもしれない。でも私には生きる意味なのー。)

3年を経て、七桜はふたたび姿を現しました。

五月雨亭の茶会の御菓子は、椿がを山口に御菓子を任せた結果、落選。

五月雨亭の茶会の御菓子には、七桜が作った花がすみの御菓子が選ばれました。

これで光月庵の評判に傷が付いたのは間違いありません。

椿は、五月雨亭の新春園遊会の御菓子は、自分が作ると言いました。

一方、七桜も新春園遊会の御菓子は、椿が作ってくるのだと知るのです。

ここから椿と七桜の戦いが始まります。

続きのネタバレあらすじはこちら

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私たちはどうかしている|原作漫画の巻数・話数は?

漫画『私たちはどうかしている』は、講談社の女性漫画誌『BE・LOVE』で連載している『安藤なつ』による人気作品です。

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漫画(巻数) ネタバレ対応リンク(話数)
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11巻 50話51話52話53話
12巻 54話55話56話57話
13巻(最新) 58話59話

電子版漫画の5巻と10巻には電子版特典が付いています。

電子版特典では、紙面漫画にはないオリジナル・ショートストーリーが掲載されています。

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