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私たちはどうかしている|漫画30話/6巻ネタバレ!DNA父子鑑定の真実

漫画『私たちはどうかしている』は、講談社の女性漫画誌『BE・LOVE』で連載している『安藤なつ』による人気作品です。

この記事では、漫画の第6巻に収められている第30話のネタバレあらすじを書いていきます。

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私たちはどうかしている|漫画30話/6巻ネタバレあらすじ

漫画『私たちはどうかしている』の第30話タイトルは『真実』。

直前話のネタバレあらすじはこちら

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

七桜は、大きな封筒のなかの書類を見て、青ざめました。封筒には2枚の『DNA父子鑑定報告書』が入っていました。

1枚目には子・大倉七桜と、擬父・高月樹の鑑定結果が書かれていました。その内容はー。

『鑑定の結果、父子である確率は99.999%である。擬父・高月樹は、子・大倉七桜の生物学上の父である可能性がきわめて高い。』

2枚目には子・高月椿と、擬父・高月樹の鑑定結果が書かれていました。その内容はー。

『鑑定の結果、父子である確率は0%である。擬父・高月樹は、子・高月椿の生物学上の父である可能性はない。』

DNA父子鑑定報告書が入った封筒の表には「七桜へ」と書かれていました。

(ママは、いつかこれを私に渡すつもりだったの?私に何かあったとき、椿じゃなく私が光月庵の人間だって証明するため。私を守るためにー。)

七桜は、父子鑑定報告書が入った封筒を道具箱に戻し、道具箱を抱えて部屋を飛び出しました。

椿は、旦那さま(高月樹)のほんとうの子供ではなかった。

七桜が、旦那さま(高月樹)のほんとうの子供だった。

七桜は、ついに真実を知ってしまったのです。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

七桜は、道具箱を抱え、部屋を飛び出しました。

そして、廊下で大旦那に呼び止められ、七桜はギクリとします。

大旦那『こんなところで何をしている』

七桜『す…すみません、迷ってしまって』

大旦那は、椿と一緒になろうとするなどどうかしている、と呟きながら、椿の部屋はあちらだと示します。

七桜は思わず大旦那に聞きました。

『あの…大旦那さまは椿さんを認めてくださったんですよね?だから茶会より結婚式を優先して…』

(お願い。そうだと言って。)

大旦那は、必死な表情の七桜をみて言いました。

『私が一番恐れていることは、光月庵が私の代で終わってしまうことだ』

大旦那は光月庵を受け継いでいくことに対する並々ならぬ想いを語りました。

光月庵は長い年月をかけて育んだ文化財。代々継承されてきた歴史がある。自分の代で途切れてしまったら死んでも死にきれない。

椿は、世間から見ればいちおう跡継ぎだ、いまはー。

そう言い含め、大旦那は大きく咳き込みました。自分の胸を抑え込み、顔色は悪く、苦しそうです。

七桜が心配して駆け寄ると、大旦那は七桜を腕を掴み、七桜に訴えました。

『おまえなら…なにか聞いてるんじゃないか。私はある女の子を探しているんだ。息子がかつて愛した女性の子だ。15年前、しばらくここに住んでいたこともある。「さくら」と呼ばれていたあの子がきっと本当の子だ。そのことに気づいたときには、その子は行方知れずで…。椿には探せと言ってある。なにか、なにか、椿から…』

七桜はとっさに、分かりません、と答えました。大旦那は我に返り、そりゃあそうだな…、と呟き、去っていくのでした。

(椿…。椿はあの日、本当に見たんだ。そして子供ながらに気づいたんだ。自分はやっぱりお父さまの本当の子供じゃないって。)

どんなに怖く、心細かったろうか。

(椿が「さくら」を憎んでいるのは、父親を殺した女の娘だからじゃない。)

七桜は椿の言葉を思い出しました。

椿はあのときー。

『誰にも渡さない。この命を、この店を継ぐことに使う』

そう語っていたことを。

椿が「さくら」を憎む本当の理由に、七桜は気づきました。

椿が「さくら」を憎む本当の理由は、彼女が父親の本当の子供かもしれないから。

椿が本当の子供ではないことが分かれば、椿はもう光月庵には居られません。

真実が明るみに出れば、椿は光月庵を継ぐことはできなくなってしまいます。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

翌朝ー。

七桜は、茶会の御菓子の見本をつくり始めました。七桜の脳裏には椿の笑顔がよぎり、七桜は苦しそうです。

御菓子をつくる七桜の目には涙が溢れていました。

七桜は作った御菓子を山口に渡し、山口はその御菓子を大旦那に届けます。

東京から戻った椿は、山口から、茶会の御菓子を七桜が作ったと聞き、大旦那の部屋を訪れました。

椿は大旦那に、結婚式に出てくださるんですか?と確認してきます。

大旦那は頷き、七桜の作った御菓子を口にしました。そのときー。

大旦那は驚いて椿に聞きました。

『この上生。だれが作ったんだ?この味…どこかで食べた気がする。むかしー』

椿は、このときの大旦那の表情を見て、ハッとします。

このときの大旦那の表情は、かつて「さくら」がつくった御菓子を食べたときの表情と瓜二つでした。

椿が部屋に戻ると、七桜が出迎えてくれました。

七桜『おかえりなさい。椿さん』

椿『…。ただいま。』

椿は何かを考えているようです。そして、七桜もまた何かを考えている様子。

七桜は椿の上着を取りながら、こう思うのでした。

(子供のことは隠せない。でも正体も明かせない。苦しめたくない。)

そして七桜はひとり結論を出しました。

(…この人の前から消えるしかない。)

七桜は正体を明かせないと感じ、光月庵を去る決意をしました。

そして、椿もまた、ふたたび七桜に疑念を持ちはじめるのでした。

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私たちはどうかしている|原作漫画の巻数・話数は?

漫画『私たちはどうかしている』は、講談社の女性漫画誌『BE・LOVE』で連載している『安藤なつ』による人気作品です。

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