漫画『私たちはどうかしている』は、講談社の女性漫画誌『BE・LOVE』で連載している『安藤なつ』による人気作品です。
この記事では、漫画の第2巻に収められている第10話のネタバレあらすじを書いていきます。
他の話数のネタバレあらすじはこちらをクリックしてご覧ください。
私たちはどうかしている|漫画10話/2巻ネタバレあらすじ
漫画『私たちはどうかしている』の第10話タイトルは『ひとつの部屋で』。
電子のほうでは7巻の書影が出始めてます( 〃▽〃)
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《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
椿は大旦那に『今晩から七桜と部屋をいっしょにします。それで文句ないでしょう』と言いますが
大旦那は椿に『お前が人を幸せにできるものか』と言い放ちます。
そこへ七桜が割って入りました。
『いままで結婚に反対されていましたので遠慮していました。でも認めていただけたようで嬉しいです。ありがとうございます、おじいさま』
驚いた様子の椿と大旦那。
冷静さを装う七桜でしたが、椿と廊下に出るなり、涙がこぼれました。
大旦那の『もう一人は職人だと言って入ってきて息子の命を奪った。』という言葉に何も言い返せず悔しさに震えるのでした。
椿の部屋に荷物を移し、七桜の涙も落ち着いた様子。七桜は椿に言いました。
『話し合えば分かりあえるとか…簡単に言ったりして、ごめんなさい』
椿は、七桜をぎゅっと抱き寄せ、顔を寄せました。
しかし、七桜は『私たちにはこういうのは必要ないでしょ』と、とっさに拒否。
椿は『そういうつもりで来たんだと思ったけど、違ったのか。悪かったな』と言いました。
(このシーンはやばい)
椿は、大旦那と分かりあえない苦しさを一人で抱えていたんでしょう。
七桜に、それを理解してもらえて嬉しかったのかなと思います。
椿も七桜も、もはや十分惹かれあっていると思いますが。
椿は言い方が素直じゃないし、七桜も自分の気持ちが分からなくて揺れていまい…。
(じれったい〜!!)
《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
ー夜。七桜がお風呂から戻ってくると。
部屋に布団が2つ、敷いてあります。
椿はすでに自分の布団に入り、七桜側には背を向けて寝ていました。
白藤屋さんに昔ながらの光月庵の最中を持っていったことは、大旦那も知るところとなりました。
七桜が灯籠を消そうとすると、椿が『消さないでくれ。真っ暗だと眠れない』と呟きます。
七桜は謝り、椿側に背を向けて自分の布団に入りました。椿と七桜はお互い背を向けたまま話し始めます。
この部屋は、幼い頃の七桜が、こっそり隠れて何回か来ていた部屋でした。椿と一緒にお菓子をつくっていた「さくら」だった頃を思い出す七桜。
そしてー。
椿『七桜ってさくらなんだな』
(七桜はぎくりとします。)
椿『「七」つの「桜」』
(なんだ…漢字のことか。)
椿『昔…この家に「さくら」って名前の女の子がいて、ここでよく2人で御菓子を作った』
(覚えている…椿も)
七桜は椿に聞きました。
七桜『どんな子…だったの?』
椿『…大人しくて、泣き虫で。でも、この暗い家の唯一の明かりだった』
七桜は嬉しさに震えました。
そして背を向けていた椿の方に振り向くと、椿はこちらを向いて七桜を見つめていました。椿は、七桜の手に触れて、こう言いました。
『あんたの手は太陽丘の手だ。初めて会ったとき思った。こういう手は成功を掴む手だ。この手が俺の隣りにいたら何か変わるんじゃないかって。なのに、なんで…。あんたは…』
椿は、思い詰めた表情になり、ふっと七桜の手を離し、背を向けてしまいます。
幼い頃、椿に抱いていた恋心を思い出す七桜。
(ダメ…ダメなのに。)
そう思いながらも、七桜は椿を抱きしめました。
椿は驚いて振り返り、七桜を見つめ、そっと唇を重ねてきます。
(子供のころと違う私にしたのは椿なのに…大キライなのに。)
七桜と椿は、そのまま肌を重ねていくのでした。
ついに七桜と椿が結ばれてしまいました。
(この背徳感…萌えますね)
椿は、七桜が「さくら」だとは気づいていません。
(椿!それはさくら本人だよ!と言ってやりたい)
ちなみに、このときのキスは、作者の安藤なつ先生によると、流されキスだそうですw
【宣伝です】毎巻キスのある「私たちはどうかしている」ですが、1巻は挑発のキス、2巻は流されキス、3巻はふいうちキス、4巻はほだされキスそして5巻は・・・明日発売のコミックスの中に!よろしくお願いします(*^^*) pic.twitter.com/PHE5X5bdT9
— 安藤なつみ (@natumiando) March 12, 2018
《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》
ー場面は変わり。
女将は七桜の身元を探っていました。探偵から調査報告書を受け取り瞠目します。
調査報告書に書かれていた七桜の名前は、「旧姓:大倉七桜」。5歳の時の写真には、光月庵の職人だった母親の姿も写っていました。
ー場面は戻り。
七桜は、布団の中で椿と肌を重ねながら、椿に聞きました。
七桜『ねぇ…椿さん。もし、その「さくら」って子が目の前に現れたらどうするの?』
椿『「さくら」が…目の前に…』
椿は少し考え、そして、こう答えました。
椿『消えてもらうよ。俺の前から永遠に』
ついに、女将に七桜の素性がバレてしまいました。
椿は、七桜が「さくら」だとは気づいていません。
椿にとって、「さくら」はどんな存在なのか?
昔は「暗い家の唯一の明かりだった」とはいえ
椿にとっては父親を殺した犯人の子供。
さらに「光月庵の跡継ぎ」問題にも絡む危険が潜んでいるのです。
(椿にとっては「さくら」は親の仇であり、邪魔者ということに?)
それを知った七桜は、ますます複雑な思いを抱えるようになります。
私たちはどうかしている|原作漫画の巻数・話数は?
漫画『私たちはどうかしている』は、講談社の女性漫画誌『BE・LOVE』で連載している『安藤なつ』による人気作品です。
漫画の巻数・話数の対応表(ネタバレあらすじリンク含む)はこちら↓
漫画(巻数) | ネタバレ対応リンク(話数) |
1巻 | 1話・2話・3話・4話・5話 |
2巻 | 6話・7話・8話・9話・10話 |
3巻 | 11話・12話・13話・14話・15話 |
4巻 | 16話・17話・18話・19話・20話 |
5巻 | 21話・22話・23話・24話・25話 |
6巻 | 26話・27話・28話・29話・30話 |
7巻 | 31話・32話・33話・34話・35話・36話 |
8巻 | 37話・38話・39話・40話・41話 |
9巻 | 42話・43話・44話・45話 |
10巻 | 46話・47話・48話・49話 |
11巻 | 50話・51話・52話・53話 |
12巻 | 54話・55話・56話・57話 |
13巻(最新) | 58話・59話・60話 |
電子版漫画の5巻と10巻には電子版特典が付いています。
電子版特典では、紙面漫画にはないオリジナル・ショートストーリーが掲載されています。
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