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私たちはどうかしている|漫画24話/5巻ネタバレ!城島の過去と椿への恨み

漫画『私たちはどうかしている』は、講談社の女性漫画誌『BE・LOVE』で連載している『安藤なつ』による人気作品です。

この記事では、漫画の第5巻に収められている第24話のネタバレ感想を書いていきます。

他の話数のネタバレ感想はこちらをクリックしてご覧ください。

私たちはどうかしている|漫画24話/5巻ネタバレあらすじ

漫画『私たちはどうかしている』の第24話タイトルは『城島の過去』。

直前話のネタバレあらすじはこちら

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

借金取りの男と城島の間に割って入った七桜。

借金取りの男は七桜に「オレは貸した金を返してもらいだけですよ。そいつの店の借金をね。」と言い立ち去っていきました。

七桜は光月庵に帰る道中で、城島に、どういうことかと尋ねます。

城島は、いま父親が病気をしていて店を開けられず、借金は店の維持費のために借りたのだ、と説明しました。

七桜は、城島が店に戻って手伝ってはどうか、と話しますが…。

城島は、名物のわらび餅が出せないので無理だ、あれは父親にしか作れない、と答えます。

そして、こう言いました。

城島『わらび餅が部屋にあるとか嘘ついてすみません。七桜さんを誘う口実がほしかったんです』

七桜は違和感を覚えます。

(城島くんは、なにか隠してる。でもきっと、これ以上聞いても何も答えてくれない)

ー翌朝。

城島が厨房に行くと七桜はわらび餅を作っていました。七桜は城島に、わらび餅がの味見をしてほしいと言ってきます。

七桜『お父さんのと、どう違うか教えて欲しいの』

七桜はこう思っていました。

(きっとこれは私のエゴ。私は勝手に、城島くんに自分を投影してる。でも…城島くんには夢を叶えてもらいたい)

城島は目を丸くし、七桜の作ったわらび餅を食べて、言いました。

城島『全然違う…父のわらび餅は柔らかさのなかに弾力があるんです』

七桜は、城島のコメントを聞くなり、粉の量や砂糖の比率を思案しながら再びわらび餅の試作に取り掛かるのでした。

城島は驚きます。

(この人…おやじのわらび餅を作るつもりなのか?)

しかし、城島はそんな七桜に対して、どこか冷めた目をしています。

七桜の気を引くには都合がいいと考え『オレも手伝います。なんでも聞いてください』と七桜に近づくのでした。

城島と七桜の様子を、椿は、厨房の戸影からじっと見つめていました。

椿は、自室に戻り、音羽百貨店の七夕和菓子フェアに出す和菓子の考案にとりかかりますが

しかし、七桜と城島のことが気になって仕事がはかどりません。

(このままあいつに振り回されてたまるか)

そう思った椿は、中央病院に向かいました。

椿は、城島が七桜を狙っていると思っていました。

以前に七桜から『城島くんが私を好きって…本心じゃないと思う』と聞いていたものの、やっぱり気になるようです。

仕事が手につかず、中央病院に向かいます。

中央病院には、城島の母親が入院していました。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説!》

椿は中央病院に城島の母親がいることを、多喜川から聞いていました。

多喜川はあの商談のあと、再び光月庵を訪れてくれたのです。

『椿さんが気にしてたので調べたんですよ。「しまや」はやっぱり城島裕介の実家ですね。母親がいま中央病院に入院しているようですよ』

多喜川からの情報で、椿は城島の素性と、母親が入院していることを知るのでした。

ーそして、ここは中央病院。

中央病院の病室には、城島の母親(城島昭子)が居ました。

椿が病室に入ると、昭子は驚き、動揺しながら言いました。

昭子『裕介が…息子がなにかしたんでしょうか。すみません!すみません!店のことは忘れろって言ったんです。恨んだってあの人は還ってこないって』

椿『…恨む?』

椿は、昭子とは初対面のつもりでしたが、昭子は椿のことを知っている様子。

(俺はもしかして勘違いしてたのか?あいつの目的は七桜だと思ってた…)

昭子は、話し始めました。

ー3年前。

しまやはずっと前から、ギリギリの経営状態でした。

夫は店を立て直すために借金をし、3年前の四越の催事に、店の再起をかけて出店していました。

しかし催事当日、何者かが、しまやのわらび餅の入った箱をひっくり返し、城島たちは真っ青になります。

城島は催事の責任者に、もう一度チャンスを欲しい、と必死に頭を下げて訴えました。

城島『お願いします。わらび餅を食べてください。あれさえ出せれば…』

そこに椿が現れます。騒いでいる城島たちを見て、淡々と言いました。

椿『騒がしいな。食べてもらえるときに最高のものを出す。そんな当たり前のことができないから一流になれないんだ』

城島は瞠目し、椿を見ます。

同じく催事に出店していた光月庵は、和菓子「はさみ菊」が大繁盛。「はさみ菊」は、椿がこの催事のために準備した和菓子でした。

城島は、催事の持ち場に戻り、ひっくり返されたわらび餅を片付けながら『くそっ、誰がこんなことを!』と嘆きます。

そして、ふと近くに見慣れない袱紗が落ちていることに気づきました。

なんと袱紗には、光月庵の文字ー。

城島は瞠目し、持ち場で作業をしている椿の姿をじっと見つめるのでした。

その後ー、しまやの催事は大失敗に終わり、父親は厨房で倒れ、亡くなってしまいました。

ー中央病院にて。

昭子は椿に訴えます。

昭子『あの子を店から追い出してください。何かする前に。あの子には…純粋にお菓子を作ってもらいたいんです。お願いします』

椿は驚きます。

(子供のために、こんな顔をする母親もいるのか…)

椿『あなたは俺のことを恨んでいないんですか』

昭子『私は分からなくて…。あなたの作った「はさみ菊」は本当に綺麗だった。あんなものを作れる人が、そんなことできるのかって…』

そこへ城島が母親の見舞いにやってきました。

椿の姿をみるなり、なんでここに…、と驚き、椿は立ち去ろうとしますが、城島は椿を挑発してきました。

城島『七桜さんは、オレとあんた、どっちの言葉を信じるだろうな』

椿は城島にこう言い返しました。

椿『おまえ、何か勘違いしてないか?俺があいつと結婚するのは、あいつが店の利益になりそうだからだ。愛してるからじゃない。』

3年前の催事で、しまやのわらび餅をひっくり返した犯人は、椿ではなさそうです。

しかし城島は、椿が犯人だと思っている様子。

椿は『城島の目的は七桜ではない、自分だったのだ』と気づきます。

そして城島からの挑発に

『おまえは勘違いしている。俺は七桜を愛してるわけじゃない』

と答えるのです!

(もちろん椿の本心ではないはず)

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私たちはどうかしている|原作漫画の巻数・話数は?

漫画『私たちはどうかしている』は、講談社の女性漫画誌『BE・LOVE』で連載している『安藤なつ』による人気作品です。

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