私たちはどうかしている｜漫画14話/3巻ネタバレ！七桜を襲った犯人と椿の負傷

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説！》

ーここは椿と七桜の部屋。

何者かが上階から陶器を投げつけ、椿は七桜をかばい倒れてしまいました。

医師からは軽い脳震盪と打撲の診断を受けますが、椿の右手には包帯が巻かれ、しばらく動かせそうにありません。

布団に横になる椿の隣で、七桜は涙目になっていました。

椿は、心配そうにこちらを見てくる七桜に言いました。

『なに泣いてるんだ。べつにお前を助けたわけじゃない。弱みを握られたくないだけだ』

そこへ女将が現れました。

怪我は大丈夫なのか、いったい何があったのか、と聞いてきますが、椿は女将を犯人だと思っている様子。

椿は女将に『そんなこと、あなたがよくわかっているだろう』と皮肉るため、女将は怪訝な様子で押し黙り、立ち去っていきました。

七桜はハッとします。

七桜『私を部屋から出さなかったのって…』

椿『大人しくあの部屋にいれば、こんなことにならずに済んだんだ』

（私を守るためー？）

七桜『だったら、そう言ってよ！』

椿『なにをだ』

七桜『なにをって…お、おまえのためだとか…』

椿『は？』

七桜『私、何をされるのか、怖かったんだから』

椿『悪かったな、そんな方法しか思いつかなくて』

七桜はふと思い出しました。

幼い頃、勝手に菓子道具を持ち出して大旦那が激怒してしまったとき。椿が身代わりになって七桜をかばってくれたことを。

椿『あんたは、俺のそばにいろ』

そう言って、椿は気を失ってしまいました。

（どうかしてる。今すぐここから逃げることもできるのに。）

七桜は椿のそばから離れようとはしませんでした。

そしてその頃ー。

女将は誰かと話をしています。

『ねぇ、あなたなんでしょう。余計なことをしたのは。単独行動はやめてちょうだい』

このとき共犯者の存在が浮き彫りになるのでした。

《ネタバレあらすじの内容をざっくりと解説！》

椿と七桜の部屋に、和菓子職人の城島と山口が入ってきました。

10日後に開かれる草薫会の茶会に、光月庵の和菓子を出してほしいという依頼が入ったとのこと。

椿は、右手に怪我をしていて和菓子を作ることができません。椿は『そのお話は断ってください』と言いますがー。

（本当は、椿は作りたいんだ。）

七桜は『大丈夫です。引き受けます。』と言いました。

椿は驚き、城島と山口に席を外して欲しいと頼みます。城島と山口が部屋を出ていき、七桜とふたりきりになると、椿は七桜を押し倒しました。

椿『白藤屋さんのときのように恥をかかせるつもりか？』

七桜『違う』

椿『じゃぁ、なんだ。愛する将来の旦那さまのために頑張りたいって？』

七桜『この店を立て直すんでしょう？私も力になりたいの。私を妻にするんでしょう？』

椿『…』

七桜の様子をみて、椿は、茶会にお菓子を出すことを決めました。

七桜に着物に着替えさせ、お茶を立てる準備をして、こう伝えます。

茶会でのお菓子は主役ではなく、お茶を引き立てる小道具。だからこそ七桜には椿の見ているお茶の世界を覚えてもらう、と。